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2012年5月31日 (木)

今日の音楽 5月31日 弦楽四重奏曲第17番「セレナーデ」

作曲家ハイドンは1809年5月31日にウィーンで没しています。

ハイドンは交響曲の父と呼ばれていますが、弦楽四重奏曲の父とも言われています。生涯に約83曲の弦楽四重奏曲を作曲し、やがてモーツァルト、ベートーヴェンに引き継がれていくわけですが、その中でも第67番の「ひばり」、第77番の「皇帝」と並んで知られているのが、第17番の「セレナーデ」です。

・・・が、実はこのセレナーデを含む作品番号3の第13番から第18番は、現在ではハイドンの作品ではなく、ハイドンを信奉していたホーフシュテッターというアマチュア作曲家の作品とされています。

第2楽章が「ハイドンのセレナーデ」として有名になってしまったため、いまさら「ホーフシュテッターのセレナーデ」に改名するわけにもいかず、いまだに「ハイドンのセレナーデ」と呼ばれて親しまれているわけです。

バンベルク弦楽四重奏団で第2楽章です。

2012年5月30日 (水)

今日の音楽 5月30日 ヴァイオリン・ソナタ(ラヴェル)

ラヴェルのヴァイオリンソナタは1927年5月30日にパリのサル・エラールでエネスコのヴァイオリン、ラヴェルのピアノで初演されました。

1922年から5年間かけて作曲したラヴェル最後の室内楽曲で、親友の女流ヴァイオリニスト ジュルダン・モランジュに献呈されましたが、彼女が当時リューマチを患っていたため初演はエネスコに託されました。

ラヴェルの後期の作品同様、ジャズの風味が加味されていて、第2楽章は「ブルース」と題されています。また最終楽章は超絶技巧が要求される無窮動で、15分程度という簡潔な曲です。ラヴェルの作風どおりの厳格な古典的形式を踏襲していますが、複調を採用したり上記のようなジャズの要素を取り入れたりと、ラヴェルの室内楽曲を代表する曲のひとつになっています。

マックス・ロスタールのヴァイオリン、モニック・アースのピアノで第2楽章です。

2012年5月29日 (火)

今日の音楽 5月29日 オラトリオ「四季」

ハイドンのオラトリオ「四季」は1801年5月29日にウィーンで公開初演されています。

イギリスのジェームズ・トムソンという詩人の叙事詩「四季」をゴットフリート・ヴァン・スヴィーテン男爵が台本化したものをオラトリオとしたのが、「天地創造」と並ぶハイドンの代表的なオラトリオ「四季」です。農夫のシモンとその娘ハンネ及びハンネの恋人のルーカスという登場人物を配し演奏に2時間以上を費やす39曲からなる長大な作品です。

題名のような「四季」を表わした音楽ではなくて、1年間にわたる農夫とその家族の生活を歌った曲です。はっきり言って、とても長くて、オペラのように長くても音楽以外の楽しみがあるのであれば良いのですが、レシタティーヴォとアリアまたは重唱・合唱の繰り返しなので私が苦手な作品のひとつです。

時間と根気のある方は、是非お聞きください。名作には違いないのですから。

春から、祈りの歌「慈悲深い天よ、恵みを与えてください」です。

アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスです。

2012年5月28日 (月)

今日の音楽 5月28日 サムディ・ネヴァー・カムズ

CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル)のジョン・フォガティは1945年5月28日に生まれています。

当時は、こんなに土臭い音楽を歌う人は他にいないのではないかと思うほどのミュージシャンで、サザンロックの創始者とも言われています。CCRのメンバーはジョン・ファガティを含めて実は南部の出身ではなくカリフォルニアの出身というのもちょっと驚き。1968年から1972年までの短い間の活動でしたが、「プラウド・メアリー」「雨を見たかい」などのヒット曲を生みましたが、ジョン・フォガティへの注目があまりに突出していた事からギクシャクして短命に終わったそうです。

「サムディ・ネバー・カムズ」は1972年の曲で全米チャートでは25位までしか上がりませんでしたが、フォガティの独特の歌いまわしと独特の声が冒頭から爆発する曲だと思います。

2012年5月27日 (日)

今日の音楽 5月27日 ドラゴンクエストのテーマ

1986年5月27日に発売された任天堂ファミリーコンピューター用ロール・プレイングゲーム「ドラゴン・クエスト」は、ゲームの歴史を大きく変えた一作となりました。

パソコンソフトのエニックスがファミコン用RPGの入門篇として作ったゲームで、このヒットによって家庭用ゲームはアーケードゲームの延長線上だったアクション、シューティング系から時間をかけて制覇するRPGやADGへと人気が移って行きました。

ドラクエは、パソコン用ゲーム「ポートピア殺人事件」などのゲームをヒットさせていた堀井雄二がシナリオ・デザインを、「ドラゴン・ボール」などを漫画雑誌に連載していた鳥山明がキャラクター・デザインを、すぎやまこういちが音楽を担当しています。

すぎやまこういちのドラゴンクエストは、行進曲、ワルツなどクラシック音楽をベースとした曲(ゲームを見てワーグナーのニーベルンクの指環を連想したそうです)を作曲し、こちらもコンサートで取り上げられたり、CDも売れて誰もが知っている曲になりました。
中でも、オープニングのマーチは、ドラクエを象徴する音楽として知られています。

2012年5月26日 (土)

今日の音楽 5月26日 君に想いを(トッツィーのテーマ)

映画監督シドニー・ポラックは、2008年5月26日に亡くなっています。

シドニー・ポラックは、ウクライナから移住したユダヤ系の家庭に生まれ俳優としてネイバーフッド・プレイハウスで学び俳優として活躍していましたが1960年代にテレビ番組の監督をするようになり、その後映画へと進みました。「ひとりぼっちの青春」「追憶」などがヒットし、「愛と哀しみの果て」でアカデミー監督賞を受賞。その後も「ザ・ファーム 法律事務所」「サブリナ」(麗しのサブリナのリメイク)を監督するほか、プロデューサーとしても「推定無罪」「リプリー」(太陽がいっぱいのリメイク)などを世に出しています。

トッツィーは1982年のコメディ映画。ダスティ・ホフマンが完璧主義がゆえに周りから敬遠される男優マイケル。ジェシカ・ラングがマイケルがふとした事から女装してドロシーとしてオーディションに合格しソープ・オペラで共演する女優ジュリーを演じています。女装したドロシーはこの映画でのタフな女性の演技が受けて一躍スターに。ジュリーは、そんなドロシーを尊敬し悩みを打ち明けたり・・・最終的にはドロシーが男とわかって・・・

この作品の音楽を担当したのがフュージョン系のミュージシャンデイヴ・グルーシン。彼が作曲し、シンガーソングライターのスティーヴン・ビショップが歌った挿入歌が「君に想いを(It might be you)」というとても優しい(歌詞は結構シニカルですが)曲です。

2012年5月25日 (金)

今日の音楽 5月25日 セントポール組曲

作曲家グスタフ・ホルストは1934年5月25日に亡くなっています。

「惑星」が有名ですが、管弦楽曲は少なく他の作品はあまり知られていません。作品数としては圧倒的に合唱曲が多く、その他では2曲の吹奏楽組曲をはじめとした吹奏楽曲もよく演奏されます。

あまり知られていませんが、弦楽合奏曲もいくつか作曲していて、その中ではセントポール組曲がよく知られています。この曲はホルストが音楽教師として働いていたセントポール女学校のために作曲された作品で、4つの楽章から出来ています。ジーグ、オスティナート、間奏曲、終曲です。終曲は「ダーガソン」とも呼ばれていますが、これはホルスト自身の吹奏楽組曲第2番の終曲「ダーガソン」による幻想曲を再編曲したものです。

第3曲と終曲です。終曲はちょっとフォークダンス音楽風の単調なメロディの繰り返しですが、最後の方には対旋律として「グリーン・スリーヴズ」が聴こえてきますよ。

2012年5月24日 (木)

今日の音楽 5月24日 クロイツェル・ソナタ

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル・ソナタ」は、1803年5月24日に初演されています。

ベートーヴェンは10曲のヴァイオリン・ソナタを作曲していますが、最も知られているのが第5番とこの第9番です。私は個人的には、いかにも「春」といった感じの明るい第5番が好きなのですが、第9番は「ほとんど協奏曲のような、相競って演奏されるヴァイオリン助奏つきのピアノソナタ」という題名をつけたほど、ヴァイオリンとピアノを対等に扱った堂々とした曲で、ヴァイオリンソナタの最高傑作のひとつに上げられています。

元々は、イギリスのプリンス・オブ・ウェールズ(後のジョージ4世)に仕えていたヴァイオリニスツのジョージ・ブリッジタワーのウィーンでの演奏会のために作曲をはじめた作品ですが、結局演奏会には間に合わず、大まかな楽譜による即興的な演奏と、他の曲の転用でお茶を濁したそうです。

完成した曲は、ブリッジタワーではなく当時フランスで活躍していたヴァイオリニストのクロイツェルに献呈されましたが、クロイツェル自身は一度も演奏することが無かったようです。

第1楽章は緩急を効果的につけたソナタ形式、第2楽章は変奏曲、第3楽章はタランテラになっています。

ムターのヴァイオリン、オーキスのピアノです。

2012年5月23日 (水)

今日の音楽 5月23日 サンダカン八番娼館

映画監督熊井啓は2007年5月23日に亡くなりました。

熊井啓は、日本を代表する社会は映画監督の巨匠で数々の国際映画祭でも受賞をしている監督です。

信州大学卒業後日活に入社し、「帝銀事件 死刑囚」で監督デビュー。「黒部の太陽」や代表作の「忍ぶ川」などを世に出しました。1974年東南アジアへ娼婦として売られていったからゆきさんを題材にした「サンダカン八番娼館」でベルリン国際映画祭銀熊賞などを獲得し、その後も「お吟さま」「天平の甍」「深い河」など数々の名作を遺しました。

「サンダカン八番娼館」は田中絹代高橋洋子栗原小巻が出演した作品で、音楽は伊福部朗が担当しています。

私も、この映画は映画館で見ました。歴史の教科書では学べない日本の影の部分を考えるきっかけになった作品です。

2012年5月22日 (火)

今日の音楽 5月22日 アルジェのイタリア女序曲

ロッシーニの歌劇「アルジェのイタリア女」は1813年5月22日にヴェネツィアのサン・ベネディット劇場で、ロッシーニ自身の指揮で初演されています。

1813年の4月ごろにサン・ベネディット劇場で上演が予定されていた他の作曲家の作品が間に合わないということから、当時21歳だったロッシーニに急遽依頼して4月25日ごろからわずか27日で書き上げたのが、歌劇「アルジェのイタリア女」でした。初演は大成功で、ロッシーニの作品としては始めてドイツとフランスでも上演されたほどの評判の高い作品だったようです。

アネッリが、同名のオペラのために(モスカという作曲家が作曲)書いた台本と、「偉大なソリーマン2世の美しい女奴隷ロクセラーナ」という伝説に基づく作品です。19世紀初頭のアルジェリアを舞台にしたアルジェリア太守の浮気心と、イタリア人奴隷とその恋人の純愛を描いた喜劇です。

序曲は、ロッシーニ作品の中でもしばしば取り上げられる作品で、弦のピチカート、オーボエの伸びやかな旋律に続いて軽快なテーマが繰りひろげられます。オーボエの有名なテーマに導入することろにチェロ・コントラバスの見せ場がありますよ。そして最後にはお決まりのロッシーニクレッシェンドもあります。多分、ロッシーニの序曲の中では「セミラーミデ」と並んでコントラバスは弾き応えのある曲かもしれません。

マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団です。

2012年5月21日 (月)

今日の音楽 5月21日 ブランデンブルグ協奏曲第2番

トランペット奏者モーリス・アンドレは1933年5月21日にフランスで生まれています。

パリ音楽院で1年目にはコルネット、2年目にはトランペットで首席になる程の実力を発揮。パリ国際音楽コンクールを皮切りに、1955年にはジュネーブ国際音楽コンクール、1963年にはミュンヘン国際音楽コンクールに優勝し名実ともにナンバーワントランペット奏者となりました。また、セルマー社と協同でピッコロ・トランペットを作り出しました。

アンドレは、また多くのトランペット作品の再評価にも功績が大きく、独特のやわらかい音色とテクニックは、クラシックの様々な曲をアレンジしてトランペット独奏用の曲として発表したり、クラシックの垣根を越えてポピュラー音楽にまで手を広げました。アンドレは今年(2012年)の2月に永眠しました。

トランペットの名曲といえば、バッハのブランデンブルグ協奏曲第2番が上げられます。第2番では、トランペット、ブロックフルーテ、オーボエとヴァイオリンが独奏楽器とされますが、中でも非常に高音域の輝かしいトランペットの響きが名高い曲です。トランペットにとっては難曲中の難曲で、アンドレはピッコロ・トランペットを使って演奏しています。ピッコロ・トランペットは慣れない人が吹くととてもキンキンした音が出てしまうそうですが、アンドレはこの楽器を非常に柔らかい音で吹ける稀有の人だったようです。

アンドレのトランペットで終楽章です。

2012年5月20日 (日)

今日の音楽 5月20日 ダーク・レディ

アメリカの歌手・女優のシェールは1946年5月20日に生まれています。

チェロキーインデアンの母親を持つシェールは、歌手のソニー・ボノに見出され18歳で結婚し、ソニー&シェールとして活躍、1966年ごろからは並行してシェールとしてソロ活動も行っていました。インデアンの血をひく事を前面に出し、「悲しきジプシー(原題はGypsys , Tramps & Thieves=ジプシー、放浪者、泥棒)」「ハーフ・ブリード」「悲しき恋占い(原題はDark Lady)」などをヒットさせています。

1975年にソニーと離婚。その後はヒットに恵まれませんでしたが1998年の「ビリーヴ」が世界で1000万枚を売る大ヒットとなりグラミー賞ベスト・ダンス賞を受賞。
また1980年代からは女優として映画にも出演し1984年には「MASK」(ジム・キャリー主演のコメディ映画とは違う作品)ではカンヌ映画祭の女優賞を受賞。さらに1987年の「月の輝く夜」でアカデミー主演女優賞を獲得しています。

シェールの歌は、とてもダイナミックでポップな曲が多いのですが、「ダーク・レディ」はダーク・レディと呼ばれるニューオリンズの占い師の占いによって恋人を殺すことになってしまう女性の歌です。

2012年5月19日 (土)

今日の音楽 5月19日 スペインの時

ラヴェルの歌劇「スペインの時」は1911年5月19日にパリのオペラ=コミック座で初演されました。

ラヴェルはスペインに近いバスク地方生まれのバスク系フランス人だったために、スペインの音楽に非常に興味を持っていました。パリのオデオン座でフラン=ノアンの笑劇「スペインの時計」を見たラヴェルは、これをオペラにしたいと思い原作者に了解をえて1907年に完成させました。当時のオペラコミック座の監督が、この作品が大衆に受けるか疑問を呈したために作品の受理を引き延ばされ初演は3年半後の1911年になってしまいました。

作品自体は、ある程度の評価を得たようですが、この後、スペイン狂詩曲やボレロといったスペイン音楽への取り組みへのスタートといった曲です。

冒頭部分です。

2012年5月18日 (金)

今日の音楽 5月18日 交響曲第10番(マーラー)

作曲家グスタフ・マーラーは1911年5月18日に亡くなっています。

9つ目の交響曲に番号を与えず「大地の歌」という番号なしの曲にしてまで、ベートーヴェンの呪縛(作曲家は第10番の交響曲を完成させることができない)から逃れようとしていたマーラーも、結局はジンクスに勝てず、この第10番の交響曲を未完のままこの世を去ってしまいました。

楽譜は、第1楽章のみオーケストレーションを施した浄書に近い形で遺されていますが、他の楽章はスケッチ程度のものしかありません。5つの楽章からなっており、第1楽章はアダージョ、第2楽章はレントラー風の中間部をもつスケルツォ、第3楽章は楽譜に「プルガトリオ(煉獄)」と書かれた曲、第4楽章は激情的なスケルツォ、終楽章は序奏、主部、コーダからなるソナタ形式もどきの曲になっています。

この曲は第9番あたりから明白になってきた無調性音楽への歩みを更に進めた曲で、完成すれば非常に難解な曲になったであろう事が想像されます。勿論、スケッチがあるからには、これを完成させようという音楽家が数多く出て、様々な完成版が存在していますが、マーラーという人は、自ら初演をやるために、完成した作品をリハーサルを繰り返す内に大幅に書き直したりする人ですので、スケッチだけでは最終形は予測できませんが・・・

補筆版の代表的なものがクック版ですが、これですら演奏される事は稀で、ほぼ演奏会等で取り上げられるのは第1楽章のみです。

バーンスタイン指揮ウィーンフィルで、第1楽章の前半です。

2012年5月17日 (木)

今日の音楽 5月17日 ラ・ペリ

フランスの作曲家デュカスは1935年5月17日に死去しています。

デュカスの作品といえば、魔法使いの弟子が有名ですが、その他の作品は殆ど知られていません。デュカスはパリ音楽院で数々の作曲家や音楽家を育てていますが、本人は非常に完ぺき主義だったため、完成した作品も少なく、せっかく世に出した作品も大量に破棄してしまったため、残された作品は僅かなものです。

弟子には、メシアンポンセロドリーゴミヨーなどその後活躍する多くの作曲家がいます。
デュカスの生前出版された最後の管弦楽作品が「ラ・ペリ」です。ペルシア神話の妖精ペリの話を元にした曲で、ロシアバレエ団からの依頼で作曲したものの諸般の事情でパリ・オペラ座で初演されることになりました。その後、前奏曲用のファンファーレを追加作曲しています。
このファンファーレは単独で演奏されることもある金管楽器だけの曲です。

ロペス=コボス指揮シンシナティ交響楽団で、ファンファーレです。

2012年5月16日 (水)

今日の音楽 5月16日 宇宙戦艦ヤマト

歌手であり、俳優・声優としても活躍している ささきいさおは1942年5月16日に生まれています。

高校時代から歌手として活躍していましたが、1960年にロカビリー歌手としてデビュー。松竹ヌーベルバーグ路線の映画俳優としても活躍していましたがヌーベルバーグブームもロカビリーブームが去り不遇の時代を迎えました。その間に歌手としての勉強をする事で歌唱力をつけています。

出演した「科学忍者隊ガッチャマン」の打ち上げで歌ったカラオケで注目されて、「新造人間キャシャーン」の主題歌を始めに、アニメの主題歌を数多く歌い、特に「宇宙戦艦ヤマト」は一世を風靡しました。またシルベスタ・スタローンクリストファー・リーブの吹き替えとしても活躍しています。

宇宙戦艦ヤマトはオープニング・テーマ、エンディング・テーマ(真っ赤なスカーフ)ともに阿久悠の作詞、宮川泰の作曲です。

2012年5月15日 (火)

今日の音楽 5月15日 チューブラー・ベルズ

イギリスのミュージシャン、マイク・オールドフィールドは1953年5月15日に誕生しています。

幼少からピアノ、ギターを学びバンド活動、セッション・ミュージシャンを続けながら、デビッド・ベッドフォードに音楽理論を学びました。

1973年5月のヴァージン・レコードの第一弾アーチストとして「チューブラー・ベルズ」でデビュー。いきなり全英第1位を獲得しました。その後も着実にヒットを重ねましたが、1980年代に入るとプログレッシヴは廃れていき、レコード会社のイニシャチブでボーカル入りの曲の制作に追われましたが、1990年代にレコード会社を移籍し、チューブラーベルズⅡを発表。再び全英第1位に輝いています。

チューブラー・ベルズは、殆どのパートをひとりで多重録音したもので、彼の多才さがよくわかる作品です。パート1の冒頭部分が、映画「エクソシスト」で使用され(但し、サウンド・トラックは別のアーチストによって編集録音されたもので本人は演奏していません)世界的に知られるようになりました。「エクソシスト」はオカルト映画の傑作のひとつで、「オーメン」「サスペリア」がこれに続いてブームを巻き起こしました。

2012年5月14日 (月)

今日の音楽 5月14日 ロック・アラウンド・ザ・クロック

現代アメリカを代表する映画プロデューサー、ジョージ・ルーカスは1944年5月14日にカリフォルニア州モデストに生まれました。

USCで映画の勉強をし、卒業後にフランシス・フォード・コッポラと共に、ハリウッドのシステムに縛られない映画づくりをめざしてアメリカン・ゾエトロープ社の副社長に就任。商業映画の第1作目のTHX-1138を監督し、その後ルーカスフィルムを設立し、成功への道を歩み始めました。

1977年にスターウォーズ第1作目を監督し大成功。その後しばらくは、プロデューサーとしてスター・ウォーズ帝国の逆襲ジェダイの帰還(初回公開当時はジェダイの復讐)、レイダーズなどの製作総指揮にあたっていましたが、スターウォーズepsode1で監督に復帰し前期3部作は監督と製作・脚本を全て担当しています。

ルーカスが監督してヒットした最初の作品が「アメリカン・グラフィティ」です。1960年代のサンフランシスコ郊外のごく普通の高校生の体験を描いた作品。多くの登場人物が旅立ちをする前日の夕方から当日の朝までの出来事を数々のエピソードでつづった作品。

主演はリチャード・ドレイファス、まだスターになる前のハリソン・フォードも出演しています。
音楽は、1950~60年代のいわゆるオールデイズを散りばめており、これらの楽曲の著作権が原因で長い間ビデオ化できなかったというおまけがついています。

数々の曲の中で、トップを飾っていたのが「ロック・アラウンド・ザ・クロック」。ビル・ヘイリーとコメッツの曲で、1955年にビルボードのチャートで8週連続トップになった、ロックン・ロールの代名詞的な曲です。

2012年5月13日 (日)

今日の音楽 5月13日 サンシャイン

1950年5月13日は、スティービー・ワンダーの誕生日です。

ミシガン州で生まれたスティービーは、生後間もなく未熟児網膜症で失明しましたが、音楽の才能を発揮し11歳でモータウンと契約、その後もモータウン一筋で活躍しています。

12歳の時に発表したアルバム「フィンガーティップス」がヒットして1974年には「迷信」「サンシャイン」などで数々のグラミー賞を受賞、1984年には映画「ウーマン・イン・レッド」に用いられた「心の愛」がアカデミー歌曲賞を獲得するなど、アメリカを代表するというよりも世界を代表するミュージシャンのひとりになっています。

キーボードだけではなく、ドラムやハーモニカなども使いこなせるマルチプレーヤーでもあり、作風もブラック・ミュージックに限らず様々なジャンルの音楽を取り込んでいます。

「サンシャイン」は、原題"You are the sunshine of my life"。グラミー賞最優秀男性ポップ・ボーカル部門を受賞しました。とてもポップな曲で多くの歌手がカバーしています。

2012年5月12日 (土)

今日の音楽 5月12日 雨に濡れても

1928年5月12日は作曲家バート・バカラックの誕生日です。

ミズーリ州カンサスに生まれたバカラックはモントリオール、ニューヨーク、サンタバーバラなどの音楽学校で作曲を学び、マレーネ・ディートリッヒのステージに同行し、バックオーケストラの指揮やアレンジなどを担当していたところで注目され、その後作曲家のハリ・デヴィットとのコンビで数々のヒットを飛ばしました。全米で70曲をこえるTop40入りの楽曲を作曲し、ディオンヌ・ワーウィックカーペンターズなどへ提供しています。

主な作品は
サン・ホセへの道、恋よさようなら、ウォーク・オン・バイ(以上、ディオンヌ・ワーウィック)
遥かなる影(カーペンターズ)、小さな願い(アレサ・フランクリン)、ニューヨーク・シティ・セレナーデ(クリストファー・クロス)など。

バカラックは、他にも映画音楽も手がけていますが、映画音楽の不朽の名作のひとつに「明日に向かって撃て」の主題歌「雨に濡れても」があります。「明日に向かって撃て」は、実在の銀行強盗ブッチ・キャッシディサンダンス・キッドを描いた作品で、ジョージ・ロイ・ヒルが監督し、ポール・ニューマンロバート・レッドフォードが主演しています。
「雨に濡れても」は、B.J.トーマスが歌った曲で、ブッチがエッダ(キャサリン・ロス)を自転車に乗せてデートするシーンで使われました。全米チャートの年間1位をはじめアカデミー賞の作曲賞・主題歌賞、ゴールデングローブ賞の音楽賞、グラミー賞の最優秀映画/テレビ作曲賞など数々の賞を受賞しています。

2012年5月11日 (金)

今日の音楽 5月11日 夜明けの歌

1992年5月11日は作曲家いずみたくの命日です。

東京で生まれたいずみたくは、鎌倉アカデミア演劇科、舞台芸術学院を経てダンプの運転手などをしながら、芥川也寸志に師事し作曲を学びました。

歌謡曲から交響曲まで幅広い範囲の音楽を作曲しました。ミュージカルにも力を注ぎミュージカル俳優の育成にも情熱を注いで、1989年には参議院議員となりましたが芸術文化への予算増額に力を注いでいる半ばに病に倒れ、亡くなっています。

レコード大賞を受賞した、佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」をはじめ15000曲にものぼる曲を作曲している多作家です。

その他の作品としては「太陽がくれた季節」「宇宙少年ソラン」「ゲゲゲの鬼太郎」「見上げてごらん夜の星を」「世界は二人のために」「いい湯だな」「恋の季節」などの歌謡曲、アニメソング、「手のひらを太陽に」などの童謡、「チョコレートは明治」などのCMソングなど。

「夜明けの歌」は作詞が岩谷時子で、1963年の日本テレビ系列のドラマ「ぼうや」の主題歌として作曲され翌年に岸洋子がカバーしてレコード大賞の歌唱賞を獲得した曲です。高度成長期時代の、希望に満ちた夜明けが歌われた曲で、単純な構成ですがとても叙情的な曲です。

2012年5月10日 (木)

今日の音楽 5月10日 管弦楽のためのラプソディ

1931年5月10日は、指揮者・作曲家の外山雄三の誕生日です。

作曲家の家に生まれた外山雄三は、東京芸大作曲科を卒業後NHK交響楽団に入団。その後ザルツブルグなどへの留学を経て、大阪フィル京都市響などを歴任し、現在もNHK交響楽団の終身正指揮者として活躍しています。

非常に快活に話をするため、TVにもよく出演されますが、本業の作曲の方もたくさんの作品を世に出しています。
その中で、最も知られていて、最も演奏回数が多い曲が管弦楽のためのラプソディです。
1960年のN響海外演奏旅行のために作曲された曲で日本民謡が素材となって、和太鼓、チャンチキ、扇太鼓などの和楽器やボンゴなどの海外の打楽器を有効に使った曲です。「あんたがたどこさ」を主題として、対旋律に「ソーラン節」「炭坑節」などの民謡が登場。中間部では「信濃追分」が使われ静かに演奏されますが、突然拍子木の音とともに「八木節」が静けさを破りクライマックスへ向かいます。

外山雄三指揮NHK交響楽団です。

2012年5月 9日 (水)

今日の音楽 5月9日 ロンゲスト・タイム

1949年5月9日はアメリカのミュージシャン、ビリー・ジョエルの誕生日です。

ニューヨーク州でユダヤ系の家に生まれたビリー・ジョエルは幼い頃からピアノを学び、1971年にアルバム「コール・スプリング・ハーバー」デビューしましたが、レコード会社の勝手な判断で録音テープの再生速度を上げられて声も全く違っている上にヒットもせず。2年後の1973年の「ピアノマン」がヒットしゴールドディスクを獲得。5枚目のアルバム「ストレンジャー」の大ヒット、シングル「素顔のままで」がグラミー賞最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞を獲得し大スターの仲間入りをしました。数々のヒット曲を残し、現在はライヴ活動のみで新しい曲のレコーディングは行わず半引退状態になっています。

数々のヒット曲の中で、私のお気に入りがアルバム「イノセントマン」の中に入っていた「ザ・ロンゲスト・タイム」。ピアノマンであるビリー・ジョエルの中では珍しいア・カペラ調(ベースだけ)の曲で、男声合唱などでも取り上げられる調子の良い曲です。

2012年5月 8日 (火)

今日の音楽 5月8日 愛するハーモニー

コカ・コーラは1886年5月8日に自然療法家ジョン・S・ベパートンによって発売されました。

日本でも大正時代に輸入され多くの人に飲まれている飲料ですが、昔はCMの露出量も非常に多く、数々のCMソングが作られました。

日本でのコカ・コーラのCMソング第1号は「コ・カ・コーラを飲もうよ、コ・カ・コーラを冷やしてね・・」でした。その後は「come on in Coke」とか矢沢永吉の「This is a song for Coca-Cola」、「Yes my love」、松山千春の「Sing a song」、早見優の「夏色のナンシー」など数々の曲が並んでいます。

そんな中で、世界的にヒットしたのが、コーラスグループ、ニュー・シーカーズの「愛するハーモニー」です。1972年のCMソングで、原題は「I'd like to teach the world to sing(In perfect harmony」。完璧なハーモニーで世界に歌うことを教えたい。完璧なハーモニーとは人類の調和の事。国や人種を超えた調和が世界中に訪れるように願った歌です。

イギリスではナンバーワンヒット、日本でも洋楽としては稀なオリコンナンバーワンに輝いた非常にテンポの良い曲です。

2012年5月 7日 (月)

今日の音楽 5月7日 交響曲第1番「冬の日の幻想」

5月7日という日は、クラシック音楽にとっては話題てんこ盛りの日です。

チャイコフスキーとブラームスという超メジャーな作曲家の誕生日であり、モーツァルトの敵にされてしまったサリエリの命日で、さらにベートーヴェンの第九の初演日でもあります。

今年は、チャイコフスキーの交響曲デビュー作、第1番の「冬の日の幻想」を取り上げます。
チャイコフスキーは、1866年1月に恩師アントン・ルービンシュタインの弟ニコライが創立したモスクワ音楽院の講師として招かれ、ニコライの勧めで作曲されたのが、この交響曲第1番です。完成した曲は、アントンからダメ出しされて(だいたい、この兄弟は教育者として多くの音楽家を育てたものの、作曲家としては先見性が無くて、矢鱈に作品にダメ出ししています。現在では19世紀ロシアを代表するピアノ協奏曲第1番もニコライによって酷評されました)、初演は楽章ごとにバラバラ。全曲通して初演されたのは2年後でした。

この曲には、第1楽章「冬の旅の幻想」、第2楽章「陰気な土地、霧の土地」という標題が付けられています。後半の2つの楽章には標題がつけられていませんが、この第1楽章の標題から「冬の日の幻想」と名付けられました。

第1楽章は、ロシア&冬という雰囲気タップリの楽章です。
第2楽章は、サンクト・ペテルブルク近くのラドガ湖の印象と言われる曲です。
第3楽章は、嬰ハ短調のピアノソナタを素材にしたスケルツォ。
終楽章は、南ロシアのカザン地方の民謡「咲け、小さな花」を題材にした序奏主題が第2主題には行進曲風に転化され、クライマックスにも使用されています。

この曲は、チャイコフスキーの交響曲の中で、演奏技術的には最も難しいと言われていて、アマチュアオケでは知名度の少なさも合わせてなかなか取り上げられない曲ですね。

ハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で終楽章です。

2012年5月 6日 (日)

今日の音楽 5月6日 リリ・マルレーン

ドイツ出身の女優であり歌手でもあった、マレーネ・ディートリヒは1992年5月6日に亡くなりました。

ヴァイオリニストを目指していましたが手首を傷めて断念し、20歳で演劇学校に入学し映画デビューしたものの鳴かず飛ばず。1930年に舞台に立っていたところをスタインバーグ監督に見出され映画「嘆きの天使」に出演し退廃的な美貌、セクシーな歌声と脚線美で国際的な女優の仲間入りを果たしました。同年、アメリカに招かれ「モロッコ」でハリウッド・デビュー。アカデミー主演女優賞にもノミネートされました。1938年の「上海特急」でハリウッドスターの座に上り詰めました。

母国のヒットラーのお気に入りで、ドイツに戻るように要求されましたが、ナチスを嫌っていたマレーネはそれを断ってアメリカの市民権を獲得したため、ドイツではマレーネの映画は上映禁止となりました。第二次大戦中は、アメリカ兵士のために慰問を繰り返し反ナチスの立場を明らかにし、戦地で兵士が口ずさんでいた「リリ・マルレーン」を覚え歌い続けました。

「リリ・マルレーン」は、1915年にロシアへの出征を前にしたドイツの詩人ハンス・ライプが創作した詩集の中の詩に1938年にノルベルト・シュルツが作曲した曲で、ララ・アンデルセンが録音したレコードが有名になった曲です。第2次大戦中のドイツの放送で再三かけられ兵士たちは故郷を思い涙を流したと言われ、やがてドイツ軍だけでなくイギリス軍の間にも流行しましたが、イギリスの軍司令部はこれを禁止したそうです。アンデルセンも親しい仲の男性にユダヤ人がいる事が発覚してドイツでもレコードが破棄されてしまいました。

マレーネ・ディートリヒがドイツと敵対関係にあった連合軍の慰問などで、この歌を歌い続けたため、ドイツ人からは裏切り者のレッテルを貼られてしまいました。
このように戦争に翻弄された「リリ・マルレーン」ですが、日本でも加藤登紀子、梓みちよ、森山良子、麻実レイなど現在でも歌い継がれています。

私自身も、高校時代にこの曲に興味を持って鈴木明の著作「リリー・マルレーンを聴いたことがありますか」を図書館から借りて読んだ思い出があります。

2012年5月 5日 (土)

今日の音楽 5月5日 ヴァイオリン・ソナタ(ドビュッシー)

ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタは1917年5月5日にガストン・ブーレのヴァイオリン、ドビュッシーのピアノで初演されました。

ドビュッシー最後の作品で晩年に計画された6つのソナタの3曲目になる作品です。チェロ・ソナタ、フルート・ヴィオラとハープのためのソナタに続く曲で結局大腸癌と戦いながら、この3曲目が絶筆となってしまいました。また、この初演がドビュッシーが公の場に出た最後だそうです。

この曲は、印象主義の特徴を端的に表現した作品で深い思索を感じさせる内容です。3つの楽章から出来ていますが、所謂緩徐楽章が無く、第1楽章Allegro vivo(活発なアレグロ)、第2楽章間奏曲(幻想的かつ軽快に)、第3楽章(きわめて活発に)となっているように全楽章快活な音楽に終始しています。癌に冒され翌年には亡くなってしまう人間の作品としては、悲しみとか生への執着心とか、そういうものを微塵もかんじさせない、孤高の芸術作品という感じの作品です。

オイストラフの演奏で第2楽章です。

2012年5月 4日 (金)

今日の音楽 5月4日 マイ・フェア・レディ

女優オードリー・ヘプバーンは1929年5月4日に生まれています。

今でも女優の人気ランキングでは1位を獲得するほどのオードリー・ヘプバーンは1953年の「ローマの休日」でアカデミー主演女優賞などを獲得し、一躍スターになっています。小さな体で気品と内に秘めた強さを持つ彼女は美人の定義を変える程の人気をほこりファッションなどにも影響を及ぼしています。

その後、麗しのサブリナ戦争と平和昼下がりの情事ティファニーで朝食をなどに主演しナンバーワン女優の地位を確固たるものにしました。

彼女がただ1回主演したミュージカル映画が「マイ・フェア・レディ」です。言語学者のヒギンズ教授が友人のピカリング大佐と、町で見かけた粗野で汚らしい女性イライザを、一人前の貴婦人にするという賭けを行い、やがて彼女への愛に気づくというお話。原作はバーナード・ショーの「ピグマリオン」。舞台では、ジュリー・アンドリュースがイライザ役を演じていましたが、映画ではオードリー・ヘプバーンが主演に抜擢されました。但し歌は下手糞だったので一部を除いてマーニ・ニクソンによる吹き替えになっています。

映画で主役を奪われたジュリー・アンドリュースは、同じ年にミュージカル映画「メリー・ポピンズ」に抜擢されました。「マイ・フェア・レディ」がアカデミー主演男優賞、監督賞など8部門を受賞したものの、主演女優賞は「メリー・ポピンズ」のジュリー・アンドリュースにさらわれてしまい、かなり悔しい思いをしたそうです。

「スペインの雨」「運がよけりゃ」「君住む街角」「まずは教会へ」など数々の名曲が登場しますが、何と言っても、くたくたになるまで練習をしてようやく訛りのない普通の発音ができるようになった喜びを歌う「踊り明かして」です。

2012年5月 3日 (木)

今日の音楽 5月3日 ニューヨーク・シティ・セレナード

アメリカのシンガー・ソングライター、クリストファー・クロスは1951年5月3日にアメリカのテキサス州サンアントニオで生まれています。

1979年アルバム「南から来た男」でデビューしましたが、デビュー時にはコンサートもせずに素顔さえ公開されていませんでした。(声と顔のギャップが大きすぎたからかもしれませんが)

同アルバムとシングル「sailing」でグラミー賞5部門を独占し、AORを代表する歌手となりました。1981年には、映画「ミスター・アーサー」の主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」でアカデミー歌曲賞を獲得しています。

「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」は、現題は、"Arthur's Theme(Best that you can do)"。直訳すれば「アーサーのテーマ(君にできる一番いいこと)」。ニューヨーク・シティ・セレナーデという邦題は秀逸の題名ですね。歌詞もメロディもとても美しい曲です。

しかし、この風貌からこういう声が出るとは・・・

2012年5月 2日 (水)

今日の音楽 5月2日 僕の好きな先生

日本のロック・ミュージシャン忌野清志郎は2009年5月2日に癌で死亡しています。

1951年中野に生まれた清志郎は、エレキブームとフォークブームに刺激を受けて中学時代からバンドを組んで音楽活動をしていました。都立日野高校卒業後1968年にRCサクセションを結成、1972年に「僕の好きな先生」が小ヒットしましたが後が続きませんでした。

音楽とは別に、奇抜な風貌と言動から、若者の間ではサブカルチャー的な存在になり坂本龍一とのコラボ「い・け・な・い ルージュマジック」が大ヒットするなど、他のユニットでも活躍しましたが1991年にRCサクセションは無期限活動停止になりました。結局その後清志郎が喉頭癌になり声が出なくなる事を避けて切除手術をせず、抗癌治療を施し一度は復帰したものの、やがて転移し、癌性リンパ管症で亡くなっています。

「僕の好きな先生」は、日野高校時代の担任の先生をモデルにした曲で、劣等性の自分にも素敵な話をしてくれた先生への想い出を歌った歌です。

2012年5月 1日 (火)

今日の音楽 5月1日 スェーデン狂詩曲第1番「夏至の徹夜祭」

スウェーデンを代表する作曲家、ヒューゴ・アルヴェーンは1872年5月1日にストックホルムで生まれました。

アルヴェーンの特徴は、後期ロマン派に色彩的な管弦楽法とスウェーデンの風景を加味した音楽です。本人は、画家としても知られた人だったために絵画のような音楽を得意としていました。作品は管弦楽作品が多く交響曲も5曲書いていますが、日本ではあまり知られていないのが残念です。

彼の作品中最も知られているのがスウェーデン狂詩曲です。3曲作曲されていますが1番が1901年で最後の3番が1932年という事で連作性はありません。第1番の「夏至の徹夜祭」がもっとも聴く機会が多い作品です。夏至の日の若者の一日を描いており、クラリネットの旋律が軽やかな第一部は祭を前にしたうきうきした情景が、第二部では楽しい祭の情景が、最後は夜明けを迎え少々メランコリックになって・・・という感じかな。

もっとも、夏至の頃は白夜ですから夜明けと言っても、我々日本の夜明けのような厳かな感じとは全く違っていますが、アルヴェーンの得意とする色彩感豊かな管弦楽法がシベリウスなどとは違った北欧の雰囲気を出しています。

オッコ・カム指揮ヘルシンキフィルです。

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