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2012年5月 7日 (月)

今日の音楽 5月7日 交響曲第1番「冬の日の幻想」

5月7日という日は、クラシック音楽にとっては話題てんこ盛りの日です。

チャイコフスキーとブラームスという超メジャーな作曲家の誕生日であり、モーツァルトの敵にされてしまったサリエリの命日で、さらにベートーヴェンの第九の初演日でもあります。

今年は、チャイコフスキーの交響曲デビュー作、第1番の「冬の日の幻想」を取り上げます。
チャイコフスキーは、1866年1月に恩師アントン・ルービンシュタインの弟ニコライが創立したモスクワ音楽院の講師として招かれ、ニコライの勧めで作曲されたのが、この交響曲第1番です。完成した曲は、アントンからダメ出しされて(だいたい、この兄弟は教育者として多くの音楽家を育てたものの、作曲家としては先見性が無くて、矢鱈に作品にダメ出ししています。現在では19世紀ロシアを代表するピアノ協奏曲第1番もニコライによって酷評されました)、初演は楽章ごとにバラバラ。全曲通して初演されたのは2年後でした。

この曲には、第1楽章「冬の旅の幻想」、第2楽章「陰気な土地、霧の土地」という標題が付けられています。後半の2つの楽章には標題がつけられていませんが、この第1楽章の標題から「冬の日の幻想」と名付けられました。

第1楽章は、ロシア&冬という雰囲気タップリの楽章です。
第2楽章は、サンクト・ペテルブルク近くのラドガ湖の印象と言われる曲です。
第3楽章は、嬰ハ短調のピアノソナタを素材にしたスケルツォ。
終楽章は、南ロシアのカザン地方の民謡「咲け、小さな花」を題材にした序奏主題が第2主題には行進曲風に転化され、クライマックスにも使用されています。

この曲は、チャイコフスキーの交響曲の中で、演奏技術的には最も難しいと言われていて、アマチュアオケでは知名度の少なさも合わせてなかなか取り上げられない曲ですね。

ハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で終楽章です。

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