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2012年4月24日 (火)

パイオニア交響楽団第23回定期演奏会に向けて・2

ムソルグスキーの管弦楽法というのは、余程当時の作曲家から下手糞と見られていたらしく、矢鱈に他の作曲家にいじられています。中でも最もいじくりまくったのがロシア五人組のひとりで最年少のリムスキー=コルサコフでした。

ムソルグスキーの管弦楽法の巧拙は別にして、ムソルグスキーという作曲家は五人組の中で最も独創的な作曲家だと思います。展覧会の絵などは、ピアノ曲であそこまでできるのか、という素晴らしい音楽だと思います。

「展覧会の絵」と並ぶムソルグスキーの代表作が、今回の第1曲目「禿山の一夜」です。原型はメグデンの戯曲「魔女」に基づいて構想された歌劇「禿山」で、聖ヨハネ祭の前夜に禿山に地霊チェルノボグが手下の魔物や精霊たちと大騒ぎし夜明けと共に消え去っていくという言い伝えに基づくものです。

音楽自体も、前半は精霊や魔物たちの登場とどんちゃん騒ぎ、後半は夜明けと魔物たちの撤退を描いた曲です。
ムソルグスキー自身も交響詩として完成させていますがリムスキー=コルサコフ編曲版が演奏される機会が遥かに多いですね。不気味さではムソルグスキーの原典版も負けてはいませんが、大騒ぎの度合いがリムスキー=コルサコフの方に軍配があがるようです。
我々より年配の世代では、ディズニー映画「ファンタジア」のアニメを思い浮かべる方も多いと思いますが、映画で流れていたのはリムスキー=コルサコフ版に更に鳴り物や楽器を追加してスペクタクルな雰囲気を出したストコフスキー編曲版でした。

ところで、管弦楽法ではラヴェルなどと並んで賞賛されるリムスキー=コルサコフですが、コントラバスの使い方は個人的には好きではありません。かつて「シェエラザード」を演奏した事がありますがチェロのオクターヴ下の楽器の域を出ていない感じです。「禿山」もメロディっぽいところは殆どトロンボーンが被り、コントラバス独自の場所は、最後の数分間延々と続くD(レ)の音のピチカート(鐘の音を象徴しているようです)。全体的に非常に鳴らしにくい調でもあって、なんか爽快感が無いんですよね。

本番は、交響詩らしくストーリーを彷彿とさせる演奏を心がけようと思っております。

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