今日の音楽 3月7日 出発の歌
歌手であり俳優である上條恒彦は1940年3月7日に生まれています。
長野に生まれた上條恒彦は高校卒業後上京し15種類もの職業を転々としますが、労音に勤務した事をきっかけに音楽の道を歩く事になりました。1971年に六文銭と共演した「出発(たびだち)の歌」が世界歌謡祭のグランプリ・歌唱賞を受賞して一躍名前が知られるようになり、翌年ソロで、TV「木枯らし紋次郎」のテーマ曲「誰かが風の中で」をヒットさせました。その後「さよならの世界」で2度目の世界歌謡祭グランプリを受賞しました。
それ以降は、俳優やミュージカルを含めた舞台俳優として活躍しています。
「出発の歌」は六文銭のメンバーの及川恒平が作詞し、リーダーの小室等が作曲した曲で、非常に雄大な歌詞とダイナミックなメロディに、上條の歌唱力が加わった曲です。
実は、この曲「さあ、今宇宙に・・・さあ、今未来に・・・」というサビが最後に繰り返され、一旦終わったと思うと、突然ドラムが鳴らされ、また同じ歌詞が数回繰り返されるという曲で、ラジオ番組などで終わったと思ったパーソナリティがしゃべり始めるといきなり音楽が続いて出てくるというような事もありました。
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