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2012年3月 3日 (土)

今日の音楽 3月3日 英雄の生涯

R.シュトラウス最後の交響詩「英雄の生涯」は1899年3月3日にフランクフルトで初演されました。

「英雄の生涯」は、7曲の交響詩を作曲していますが、1888年から1898年の妬く10年間に集中しています。それ以降はオペラに興味が移ったようで、1898年以前に作曲したオペラは僅か2曲、それ以降は20曲を超えるオペラを書いています。
ドンファン」からスタートした交響詩は、この長大な作品「英雄の生涯」で集大成を迎える事になりますが、シュトラウスは作品の中でそれを宣言していると思われます。

調性はベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を意識した変ホ長調、ホルン8本、トランペット5本という巨大な4管編成で演奏時間は約50分というもので、ただでさえ演奏が困難なシュトラウスの作品の中でも最大級の難易度と言われています。

この曲で言っている「英雄」は本人は名言していないものの、シュトラウス自身を言っているというのが一般的な見解です。それは、この曲の中に、今まで彼の作曲した交響詩の断片が回想のように登場してくるという事からも推察されます。
楽譜に明確な標題は書かれていませんが、便宜的に6つのパートに分けられています。

1.英雄 ここは英雄の主題を提示する部分
2.英雄の敵 スケルツォに相当する部分で、彼の音楽に対する無理解な音楽家、批評家、聴衆を表現
3.英雄の伴侶 緩やかなテンポで英雄の愛の力を表現
4.英雄の戦場 これは戦場における敵との戦いを表現
5.英雄の業績 ここで、「ドン・ファン」「ツァラトゥストラはかく語りき」、「死と変容」、「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」「マクベス」「ドン=キホーテ」といった彼の交響詩などが引用されます。
6.英雄の隠遁と完成 過去の回想と死をテーマにした部分です。

この曲は指揮者のウィレム・メンゲルベルクとアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(現ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)に献呈されました。

第5部を小澤征爾指揮ベルリンフィルで

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