今日の音楽 3月18日 太陽がいっぱい
1913年3月18日は映画監督ルネ・クレマンの誕生日です。
少年時代から映画に熱中していたクレマンは陸軍の映画班に入隊、除隊後はカメラマン、助監督として映画界に入りました。第二次大戦中に軍事活動委員会により鉄道従業員組合のレジスタンス活動を描いた映画を依頼され、セミ・ドキュメンタリー「鉄路の戦い」を監督し第1回カンヌ国際映画祭のグランプリと監督賞を受賞し、一躍世界に躍り出ました。
1951年には、幼い子供を通して戦争の悲惨さを描いた「禁じられた遊び」がヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、アカデミー外国語映画賞を獲得しました。1959年には「太陽がいっぱい」をヒットさせますが、この頃フランス映画界ではヌーベルバーグの波が強く、以後商業映画監督というイメージが固定されました。
その他では、パリは燃えているか、パリは霧にぬれてなどを監督しますが1975年に引退1996年3月17日に亡くなっています。
「太陽がいっぱい」は、アラン・ドロン主演のサスペンス映画で、有名な主題曲はニーノ・ロータが作曲しました。サスペンスとは思えない哀愁たっぷりの音楽です。
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