今日の音楽 3月17日 20世紀フォックスファンファーレ
1900年3月17日は、映画音楽の作曲家・音楽プロデューサーのアルフレッド・ニューマンの誕生日です。
アルフレッドは、10人兄弟の長男としてコネチカット州で生まれ5歳の時からピアノを弾き始め20歳の時にニューヨークに移り住んでブロードウェイで音楽監督として活躍するようになりました。30歳になってハリウッドに移って映画音楽の作曲家になります。
1937年から1970年まで、アカデミー賞のノミネートは実に45回、そのうち9回も受賞しています。特に1940年は異なる4つの作品でノミネートされました。1970年に亡くなる直前まで作曲活動を続け、彼が手がけた映画の作品数は200本以上と言われています。
ニューマン一家は「ニューマン・ファミリー」と言われる音楽一家で、弟のライオネルは「ハロー・ドリー」など、同じく弟のエミールは「センチメンタル・ジャーニー」などの音楽監督、息子のデヴィッドは「ローズ家の戦争」など、同じく息子のトーマスは「若草物語」、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」など、甥のランディはシンガー・ソングライターとして活躍すると共に「トイ・ストーリー」の音楽などを手がけています。
アルフレッドの手がけた主な作品は「海外特派員」「わが谷は緑なりき」「荒野の決闘」「三十四丁目の奇蹟」「イヴの総て」「聖衣」「ショウほど素敵な商売はない」「慕情」「大空港」など大作がずらり。
アルフレッドは20世紀フォックスのプロデューサー ダリル・F・ザナックの依頼でサウンド・ロゴの音楽を作曲し、現在でも使われています。
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