今日の音楽 2月20日 セビリヤの理髪師
ロッシーニの歌劇「セビリヤの理髪師」は1816年2月20日にローマのテアトル・アルジェンティーナで初演されました。
原作はボーマルシェの戯曲三部作の第1作目で、フィガロの結婚の前の話にあたります。
これに先立つ事35年前に同じ題材でパイジェルロがオペラを作曲しており、初演の時にパイジェルロ派の妨害があった為に初演は失敗に終わりましたが、その後高い評価を得るようになり現在ではロッシーニの代表作になっています。
ストーリーは、「フィガロの結婚」では倦怠期を迎えているアルマヴィーヴァ伯爵と、伯爵夫人ロジーナの結婚を邪魔するロジーナの叔父のバルトロを出入りの理髪師フィガロの知恵で懲らしめるお話。フィガロの「私は町の何でも屋」、音楽家ドン・バジリオの「かげ口はそよ風のように」などのアリアがありますが、中でもロジーナの「今の歌声は」はコロラテューラ・ソプラノの代表的なアリアのひとつです。
カサロヴァのソプラノで、「今の歌声は」です。
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