今日の音楽 1月26日 フニクリ・フニクラ
イタリアの作曲家デンツァは1922年1月26日にロンドンで亡くなっています。
デンツァは、イタリア音楽学校でメルカダンテなどに学び1879年にロンドンに移住し王立音楽アカデミーで声楽の教授に就任し、数百曲の歌曲などを作曲しました。
1880年に開通したヴェズビオ火山の登山鉄道が利用客が少なかったため宣伝曲としてデンツァに委嘱したのが「フニクリ・フニクラ」で、世界最古のCMソングとも言われています。
R.シュトラウスが、この曲をナポリ民謡と勘違いして、自分の作品「イタリアから」に使ってしまったため、これを知ったデンツァが裁判を起こして勝訴し「イタリアから」が演奏されるたびにシュトラウスは著作権料を支払わなければならなかったというエピソードがあります。
この曲は、他にもリムスキー=コルサコフが編曲したりしていますが、日本では何と言っても「鬼のパンツ」が有名ですね。その他にも数え切れないほどのCMなどで使われている勇壮な曲です。
パヴァロッティの歌です。
« 今日の音楽 1月25日 波濤をこえて | トップページ | 今日の音楽 1月27日 交響曲第2番(ラフマニノフ) »
« 今日の音楽 1月25日 波濤をこえて | トップページ | 今日の音楽 1月27日 交響曲第2番(ラフマニノフ) »
コメント