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2012年1月 2日 (月)

今日の音楽 1月2日 さまよえるオランダ人

ワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」は1843年1月2日に初演されています。

神の罰によって、この世と煉獄の間を彷徨い続けるオランダ人の幽霊船の伝説を元にしたハイネの「さまよえるオランダ人」を基にワーグナーが再構成した台本に基づく作品です。

ストーリーは、神罰によって呪いを受け7年に1度上陸できるが乙女の愛を受けなければ再び海を彷徨い死ぬこともできないというオランダ人船長の財宝に目がくらんだダラントは、自分の娘ゼンタを船長に引き合わせてしまいます。船長の不幸に同情しやがてそれが愛に変わって行くゼンタでしたが、ゼンタに思いを寄せるエリックという青年に邪魔された船長は「裏切られた」と思い、帆を揚げて去っていきます。船長への愛を貫いたゼンタは自ら海に身を投げ純愛を貫き、船長の呪いは解け死を得て船は沈没。船長とゼンタは浄化され昇天するというお話。

こういう、呪いによって死ぬこともできずに彷徨い続ける船の話は数多くあって、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」にも出てきますね。

ワーグナーは当初、1幕ものとして完成させたかったのですが、当時の舞台技術ではどうしても3幕にせざるを得なかったため、初演は3幕で行われています。後に舞台技術の発展とともに1幕物でも上演されるようになりました。

1999年のバイロイト音楽祭、指揮はペーター・シュナイダーで水夫の合唱です。

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