今日の音楽 12月8日 南国のソナチネ
メキシコの作曲家マヌエル・ポンセは1882年12月8日に生まれています。
ポンセは20世紀のメキシコを代表する作曲家で、メキシコで音楽を学んだ後ヨーロッパに渡り、ボローニャとベルリンに留学しメキシコに戻った後母校のメキシコ音楽院で教鞭をとっていました。その後ニューヨークに渡米し作曲家・演奏家としてデビュー。再びヨーロッパに渡りパリ音楽院でデュカスの下で本格的に作曲を学び、そこでギター奏者のセコビアと知り合いました。
新古典主義の様式による協奏曲などの大作も残していますが、とりわけギター音楽が知られています。「南国のソナチネ」は、セコビアの演奏技術を考慮して作曲された曲です。3つの楽章から出来ていて、第1楽章 カンポ(田園)、第2楽章 コプラ(歌)、第3楽章がフィエスタ(祭り)です。
セゴビアの演奏で第1楽章です。
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