ホームページ

ウェブページ

紹介した音楽

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 今日の音楽 11月11日 煙が目にしみる | トップページ | 今日の音楽 11月13日 カレリア »

2011年11月12日 (土)

今日の音楽 11月12日 ダッタン人の踊り

1833年11月12日は、ボロディンの誕生日です。

ボロディンについては、交響曲第2番を紹介したときに書いてありますので詳細は省略。歴代ナンバーワンのアマチュア作曲家という事ですかね。

ボロディンの作品の中でも最も聴く機会が多いのは何といっても「だったん人の踊り」でしょう。「だったん人の踊り」は、歌劇「イーゴリ公」の中の曲です。
「イーゴリ公」は1890年に初演された曲で、ボロディンは1887年に逝去してしまったため未完に終わっていた作品をリムスキー=コルサコフグラズノフが完成させました。

中世ロシアの叙事詩「イーゴリ軍記」を元に12世紀キエフ大公国時代のイーホル・スヴァトスラーヴィチ公の活躍を描いたオペラです。中でも、序曲と「ダッタン人の踊り」は単独でも演奏会などで取り上げられる曲です。
「ダッタン人の踊り」は、「ダッタン人の娘の踊り」と合わせて演奏されることもあります。また、オペラでは合唱が入るのですが、単独の演奏では合唱なしの場合が多いです。曲の要素は、短い序奏、最も知られているメロディである「娘たちの踊り」、軽快な「男たちの踊り」、全員の踊り、少年たちの踊りが構成上からみ合う曲ですが、あくまでも曲構成の上なので、複雑な絡みが無く、取っ付きやすい曲になっています。

特に、娘たちの踊りの旋律は、優雅でエキゾチックなメロディのため、様々な編曲で知られていて、特にミュージカル「キスメット」の中では「ストレンジャー・イン・パラダイス」として使われています。

ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場です。

« 今日の音楽 11月11日 煙が目にしみる | トップページ | 今日の音楽 11月13日 カレリア »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日の音楽 11月12日 ダッタン人の踊り:

« 今日の音楽 11月11日 煙が目にしみる | トップページ | 今日の音楽 11月13日 カレリア »