パイオニア交響楽団第22回定期演奏会へ向けて part7
前回、「運命」の第2楽章のそれぞれの変奏を詳しく・・・と書いたのですが、このままのペースで書き続けると、演奏会までに「運命」だけで終わっちゃいそうなので、少し足を速めます。
第2楽章は5つの変奏曲とコーダで出来います。第1変奏は、ヴィオラとチェロが主題を付点音符の無いレガートな形で演奏します。第2変奏では、珍しくコントラバスもメロディに加わります。第3変奏で、初めて木管群が主役にまわり独奏の掛け合いからやがて合奏になります。第4変奏は引き続き木管による変奏ですが、ここで初めて短調に転じます。第5変奏は再び主題に近い形に戻り今度はフォルティッシモでの大合奏で現れます。
コーダは、テンポを速めてあっさりと終わるのかと思うと、さすがベートーヴェン。きちんと最後に盛り上がりを持ってきています。
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