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2011年10月10日 (月)

パイオニア交響楽団第22回定期演奏会へ向けて part11

今回のオール・ドイツ・プロの中プロは、ブラームス作曲のヴァイオリンとチェロのための協奏曲です。

ブラームスの時代は、後期ロマン派の最盛期でした。ブラームスは、ドイツ・ロマン派を代表するワーグナーとは非常に仲が悪かったという話は有名ですが、作曲にも大きな違いがありました。ブラームスは、ベートーヴェンを畏怖しておりベートーヴェンの交響曲を越える曲を作らなければならないという気持ちが、交響曲第1番の作曲に10年を越える歳月を費やさせたという話は有名ですが、彼の作風はこういうベートーヴェンなどの古典派音楽をベースに彼なりの新しい息吹を注入し新しい音楽を作るという事でした。

ブラームスは4つの交響曲を残していますが、実は、このヴァイオリンとチェロのための協奏曲は、交響曲第5番として構想されたものでした。当時古くからの友人であったヴァイオリニストのヨアヒムと不仲になっており、それを修復するためにヨアヒムの助言を求めながら協奏曲を書こうという考えで協奏曲に変更したと言われています。
シューマンの妻クララ・シューマンは上記の理由から、この曲を「和解のコンチェロト」と言ったそうです。

結局、この曲はブラームス最後の管弦楽作品になってしまいました。内容も決して派手では無く、親しみやすいメロディも登場しませんが、ブラームスらしい各楽器が縦糸と横糸のように絡み合うというオーケストレーションがあちこちに散りばめられています。またソロの技巧的にも難しい曲で特にチェロは難曲のひとつといえるでしょう。

今回は、ヴァイオリン独奏に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のコンサートマスターにで、当団のトレーナーのひとりでもある戸澤哲夫氏、チェロのソロにクァルテット・エクセルシオの大友肇氏をお迎えして演奏することになりました。

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