今日の音楽 9月9日 カリフォルニアの青い空
1850年9月9日、米墨戦争の勝利でメキシコから割譲されていたカリフォルニアがアメリカ合衆国の31番目の州になりました。
ご存知のように、カリフォルニアといえば現在ではロサンゼルス、サンジェゴ、サンノゼ、サンフランシスコといった大都市を持ち合衆国の50の州でもナンバーワンの人口をかかえる大きな州ですが、独立時にはまだ開拓もされていない未開の地でした。それが19世紀半ばのゴールドラッシュで一気に移民が進み、温暖な地中海性気候などの条件もあって人口が膨れ上がって行ったわけです。
カリフォルニアを舞台にした音楽も数多くあります。「霧のサンフランシスコ」、「ホテル・カリフォルニア」などが代表的な曲でしょうか。そんな中から、アルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」(It never rains in Southern California)を選びました。アルバート・ハモンドはイギリス出身のシンガー・ソング・ライターで1970年代に合衆国に移住し1972年に出した「カリフォルニアの青い空」が全米5位の大ヒット、その後「ダウン・バイ・ザ・リバー」「落ち葉のコンチェルト」といったヒット曲を生むと共に、多くのミュージシャンに曲を提供しています。
「カリフォルニアの青い空」は、雨が殆ど降らないカリフォルニアにやってきたミュージシャンの苦労を歌った曲ですが、カリフォルニアにぴったりの軽快な曲なので、そういう歌詞とは気がつかないですね。日本では南沙織がカバーシングルを出していましたし、広瀬香美もアルバムでカバーしたました。
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