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2011年9月26日 (月)

今日の音楽 9月26日 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽

1945年9月26日は、バルトークの命日です。
バルトークについては、過去何度か取り上げていますが、故国ハンガリーやルーマニアの民族音楽を収集、研究し、それを自分の作品に活かしたのですが、単にハンガリーの民謡を借用したのであれば、ごく普通の国民楽派の作曲家に留まったのでしょう。ところが、バルトークは一方で非常に緻密な構成をする作曲家でした。ベートーヴェンなどの過去の作曲家の音楽を分析し、理論的にどんな構成をすれば良いかを導き出し、自分の作品に採用しました。黄金分割フィボナッチ数列を構成や和音にも取り入れたりしています。

そのフィボナッチ数列を使った端的な例が、弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽という作品です。文字通り、管楽器の無い曲ですが、決して室内楽の曲では無くて、バルトークの指定によると指揮者を中心に左右に弦楽器群を配し、中央に打楽器群とチェレスタを置いた編成的にも小さくはない曲です。
打楽器は木琴、スネア無しのドラム、スネア付きのドラム、シンバル、タムタム、大太鼓、ティンパニで、それにチェレスタとピアノが入ります。

第1楽章は、変拍子のフーガで、フィボナッチ数列で表される小節に主題が音程を変えて登場してきます。
第2楽章は、ソナタ形式の音楽です。コントラバスは弦のテンションが弱いためフォルティッシモで強いピチカートを弾くと指板(左指で音程を決めるときの弦を押さえつける板)に弦があたってバチン!という雑音を出してしまい、指揮者に注意される事がありますが、バルトークは、この弦を弾いた音に弦が指板にあたるバチン!という音を加える奏法を要求する事があります。これをバルトーク・ピチカートと言っているのですが、この奏法が多用されている楽章です。
第3楽章は、バルトークの得意としたアーチ形式(A-B-C-B-A)の不気味な雰囲気の曲。
第4楽章は、舞曲的な変奏曲です。

フィリッチャイ指揮RIAS交響楽団で第2楽章です。

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