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2011年9月25日 (日)

今日の音楽 9月25日 交響曲第3番(シベリウス)

シベリウスの交響曲第3番は1907年9月25日にヘルシンキで初演されました。

シベリウスは1901年に交響曲第2番で大成功し名声を確実なものとしましたが、生活が乱れ病気がちで作曲にも支障を来たすようになってしまいました。1904年に都会を離れ、ヘルシンキ郊外のヤルヴェンバーへ転居し自然とのふれあいなどで再び創作意欲を取り戻して行きます。

そういう生活の転換もあったのでしょうが、シベリウスの交響曲は第2番までと第3番まででは作風が大きく変わっています。壮麗でロマン派の嚆矢たる第2番とは打って変わって、密度の高い緊張感に溢れる作品に変わっていきます。この第3番は、その転換点にあたる曲で伸びやかではありますが、2番までの流麗さは無くなってきています。

第2番では第3楽章と第4楽章が続けて演奏されるようになっていましたが、この第3番では第3楽章がスケルツォ的な部分とフィナーレとしての部分を持つ構成の3つの楽章で構成されています。これがやがて第7番では1つの楽章で全てを包括する形式へと発展していくわけです。
第1楽章は第1主題が低弦によってリズミカルに提示され、第2主題はチェロによってメロディックに提示されるという具合に低弦が活躍するソナタ形式の楽章です。
第2楽章は変奏曲の形をとっています。
第3楽章は序奏の後、スケルツォ部分にあたる戦闘的なアレグロ、その後フィナーレ部分にあたるコラールによって展開されていきます。

3番、4番あたりの交響曲はシベリウスの交響曲の中でもなかなか取り上げられる機会がありませんが、2番までと5番以降のギャップを埋めるためには聴いておかないとならない曲ではあります。

ネーメ・ヤルヴィー指揮エーテボリ交響楽団で、第3楽章です。

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» マゼール/コンダクツ・シベリウス [クラシック音楽ぶった斬り]
シベリウス特有の音構造をよく体得した演奏で、楽想の渋い、重厚な響きがよく表されている。 [続きを読む]

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