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2011年9月19日 (月)

パイオニア交響楽団第22回定期演奏会へ向けて part2

いまさら、ベートーヴェンの「運命」の曲目説明なんて必要ないと思っている方もいらっしゃるとは思いますが、とにかくこのベートーヴェン5つ目の交響曲は非常に良く出来た曲です。演奏時間は30分余りというロマン派の大曲とは比較するまでもありませんし、ベートーヴェンの交響曲の中でも演奏時間は真ん中ぐらいなのですが、短い時間に濃縮されているだけに、息をつく暇もありません。
それほど、この曲は良く出来ている曲です。ベートーヴェンは、それぞれの交響曲で必ずと言ってよいほど新たな試みをしていますが、一緒に初演された「運命」と「田園」は、ベートーヴェンが単純に古典派の作曲家ではなく、実は既にロマン派の作曲家としてスタートを切っていたという証にもなる作品と言えるでしょう。

「運命」という標題は「田園」のようにベートーヴェン自身が標題としてつけたものではなく、弟子のシントラーが、冒頭のジャジャジャジャーンの4つの音が何を表しているのかと尋ねた時に答えたベートーヴェンの「このように運命は扉をたたく」と言った事から付けられたと言われていますが、その真偽は定かではありません。したがって、ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調作品67は、欧米では全くということではありませんが「運命」という副題をつけている事は稀なようです。また、最初の運命が扉をたたく音は日本では「運命の動機」と呼ばれていますが、欧米では「(短-短-短-長の)4つの音の動機」と呼ばれているようです。ここでは交響曲第5番といちいち書くのが面倒なので「運命」と便宜的に表記させて頂きます。

「運命」は4つの楽章から出来ていますが、ベートーヴェンの新しい試みとして第3楽章と第4楽章は完全に繋がっています。この4つの楽章は、「運命の動機」ずっと支配されています。緊張感溢れる第1楽章、緊張感がとけほっとする穏やかな第2楽章、不安と葛藤が続く第3楽章、不安の中からやがて「運命」に立ち向かう未来が開け喜びが爆発する終楽章という流れの中で、どのように「運命の動機」が使われているかは次回です。

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