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2011年9月17日 (土)

パイオニア交響楽団第22回定期演奏会へ向けて part1

2011年10月16日に、パイオニア交響楽団第22回定期演奏会が、東京 江東区のティアラ江東大ホールで開催されます。

今回は、オール・ドイツ・プログラム。ドイツと言っても実際にはドイツという国はヨーロッパの中では案外歴史が浅い国です。ゲルマン民族はローマ時代には北ドイツを中心にローマ帝国を脅かす民族として存在していましたが、4世紀の民族大移動の後にヨーロッパ史の中心に踊り出ました。広い意味でのゲルマン民族はノルマン人アングロサクソンデーン人などが北欧やグレートブリテンなどに国家を作って行きましたが、現在のドイツの地は、小国家のが割拠していて、それを統治していたのが神聖ローマ帝国で、19世紀になってプロイセン王国が現在のドイツに近い形で統一を成し遂げたわけです。

したがって、18世紀から19世紀に活躍したバッハやベートーヴェンといったドイツの作曲家として認識されている作曲家も、正しくは「ドイツ人の神聖ローマ帝国」の作曲家という事になります。

今回の演奏会では、18世紀古典派音楽のベートーヴェン、ベートーヴェンとほぼ同じ時期に活躍しましたが前期ロマン派に属するウェーバー、そして後期ロマン派の時代に属しながらその雄たるワーグナーと対立していたブラームスの3名の作曲家を取り上げます。

もっともこういう画一的な○○主義とか○○派というのは後世の人たちがつけたもので、ベートーヴェンの交響曲にしても古典的な形式から脱して新しい和声法や形式を使った「田園」や「第九」などの曲を書いていますし、ウェーバーはモーツァルトのオペラを発展させ近代のドイツオペラの礎を築いた作曲家、ブラームスはベートーヴェンに畏怖の念を抱いていてベートーヴェンの金縛りに合っていた時期もあったり、といった具合にひとつの点で捕らえてはいけない流れの中で、ドイツの音楽の潮流といったものを感じて頂ければ良いと思います。

今回の演目は、ウェーバーの歌劇「オベロン」序曲、ブラームスのヴァイオリンとチェロのための協奏曲、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の3曲です。これを明日から少しずつ紹介して参ります。

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