今日の音楽 7月8日 カシオペア
武満徹の「カシオペア」は1971年7月8日小沢征爾指揮シカゴ交響楽団で初演されました。
打楽器ソリスト(ツトムヤマシタの為に書かれたといわれています)とオーケストラの為の曲で、打楽器群と木管楽器を4つに分け、ソリストを中心にWの形に配した為にカシオペア(カシオペア座がWの形だからですね)という名前をつけたそうです。金管楽器を後方に弦楽器を左右に配置したのは、カシオペアを取り巻く星座だそうです。
マウスピースをはずした金管楽器の演奏や、管楽器のベルをたたく音、弦楽器の胴を指でたたく音など、武満らしい音の世界が繰り広げられる曲です。宇宙に存在する自然の音楽を表現した曲です。残念ながらYou Tubeにはありませんでした・・・
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