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2011年7月29日 (金)

今日の音楽 7月29日 交響曲第3番「ライン」

1856年7月29日は、シューマンの命日です。
シューマンは4つの交響曲を書いていますが、その最後の曲が第3番「ライン」です。2番目に作曲された交響曲がその後改訂されて出版されて第4番となったため、繰り上がって第3番になりました。

「ライン」という標題はシューマンがつけたものではありません。ただし、デュッセルドルフの劇場の音楽監督に就任してライン川沿岸を好んで散歩し、上流のケルンにも足を運んで、ライン川の影響を受けて作曲されたと思われるため、冒頭の雄大な川の流れのような音楽にも納得がいくというものです。5つの楽章から出来ている曲でシューマンの4つの交響曲の中でも最も旋律的でポピュラーな曲ですが、アマチュアオーケストラの中では、トロンボーンの最大の難曲のひとつとして知られています。第4楽章冒頭のホルンとトロンボーンのコラールで、アルトトロンボーンが最高音の変ホの音をいきなり4度下から、しかも弱音で演奏するという事が、そう言われる原因だそうです。シューマンのオーケストレーションは、複数の楽器の音色や楽器の特徴があまり把握できていなかったため、音を重ねすぎてかえってくすんだ音色になったり、当時の楽器では演奏が極めて難しい箇所があったため、評判はよろしくなく、演奏する側(指揮者)が楽器を整理したりして工夫して演奏したようです。マーラーは、4曲とも編成はそのままに重なる楽器を減らしたりという編曲をしており、マーラー版として時々演奏されることもあります。そこまで行かなくても、多少のアレンジを加えて演奏する指揮者が少なくありませんでしたが、近年は、その「くすみ」こそシューマンの音楽だという再評価の動きもあるようです。

ハーディング指揮のシュターツカペレ・ドレスデンで第1楽章です。

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