今日の音楽 7月26日 時計じかけのオレンジ
1928年7月26日は、映画監督スタンリー・キューブリックの誕生日です。
映画界の鬼才キューブリックは、「博士の異常な愛情、または私はいかにして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか」で初めてその鬼才ぶりを発揮し、その後「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」「バリー・リンドン」「シャイニング」「フルメタル・ジャケット」といった話題作を世に出しました。但し、映画制作に非常に時間をかける完全主義者だったため、作品数は1999年に亡くなるまでの間16本程度に過ぎません。
「時計じかけのオレンジ」は、ワルター・カーロスのシンセサイザーによる音楽が中心で、ロッシーニの「どろぼうかささぎ」序曲・「ウィリアム・テル」序曲k、エルガーの「威風堂々」などが使われていますが、最も印象に残るのがベートーヴェンの第九です。合唱をシンセサイザーで表現したもので、当時はまだ今のように電子音楽花盛りでは無かったので非常に新鮮かつ驚きを感じました。
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