今日の音楽 7月22日 天体の音楽
1870年7月22日は、作曲家ヨゼフ・シュトラウスの命日です。
ヨゼフは、勿論、あのシュトラウス一家の一員。ヨハン・シュトラウス一世の次男で、ヨハン・シュトラウス二世の弟、エドワルト・シュトラウスの兄です。ヨハンは「一家で一番楽才があるのはヨゼフだ」と語っていたそうですが、残念ながら43年の生涯だったため作品の数や知名度では兄ヨハンを追い抜くことはできませんでした。それでも200曲を超える作品を作っていますので大したものです。作品は、繊細で叙情性に満ちている曲が多いのも特徴です。
「オーストリアの村つばめ」「うわごと」「わが人生は愛と喜び」などのワルツや「休暇旅行で」「女心」「おしゃべりな可愛い口」「鍛冶屋のポルカ」などのポルカが代表的な作品ですが、中でもワルツ「天体の音楽」は最も有名な作品でしょう。宇宙の運行によって奏でられるメロディを幻想的なワルツにしたもので映画「会議は踊る」でも使われていました。
2009年のウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートでバレンボイムの指揮です。
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