今日の音楽 7月17日 鉛の兵隊の行進曲
1937年7月17日は、フランスの作曲家ガブリエル・ピエルネの命日です。
ピエルネはマスネ、フランクに師事し印象派的な作風とフランス音楽らしい色彩感を持つ作品を残していますが作曲家としてより、指揮者としての功績の方が現在では知られています。
作曲家としては、バレエ音楽「シダリーズと牧羊神」の中の「小牧神の入場」や「鉛の兵隊の行進曲」が知られているにすぎませんが、指揮者としてはコロンヌ管弦楽団を率いてラヴェル「海原の小舟」「ツィガーヌ」「ダフニスとクロエ第1組曲」、ドビュッシー「イベリア」、ストラヴィンスキー「火の鳥」、ルーセル、ミヨーなどの作品を初演しています。
鉛の兵隊の行進曲は、ピアノ曲集「小さな友達のためのアルバム」の6曲目として作曲された曲を編曲したもので、行進曲といってもおもちゃの兵隊ですから、全く勇壮ではなく可愛らしいといったイメージですね。
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