今日の音楽 7月11日 ラプソディ・イン・ブルー
1937年7月11日は、ガーシュウィンの命日です。
ガーシュウィンといえば、ラプソディ・イン・ブルーですね。父親が兄のために買ったピアノは結局兄は殆ど弾かずに、ジョージが弾くことになります。21歳の時に作曲した「スワニー」が出世作となりポピュラー音楽の作曲を続けていたガーシュウィンですが、26歳の時に「ラプソディ・イン・ブルー」を作曲しましたが、まだ管弦楽法を学んでいなかったガーシュウィンは、「グランド・キャニオン」でおなじみのグローフェにオーケストレーションを依頼し、シンフォニック・ジャズという新しい分野の曲を完成しています。
その後、ガーシュウィンは管弦楽法を学びパリのアメリカ人は、自身でオーケストレーションを施しています。後に、より深く管弦楽法を学びたいと思っていたガーシュウィンは、ストラヴィンスキーに教えを乞いましたが、ストラヴィンスキーは「どうすればクラシック音楽でそのような高収入を得ることができるのか?」逆に聞き返した・・・とか、ラヴェルをたずねた時には「あなたは既に一流のガーシュウィンなのだから二流のラヴェルになる必要は無い」と言われた・・・というエピソードが残っています。
ラプソディ・イン・ブルーは、ピアノと管弦楽のための曲で、クラリネットのグリッサンドの上行音階から始まるジャズの要素(ブルーノートなど)を多く含んだ魅力的な曲です。
バーンスタインのピアノ・指揮で、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏で前半です。
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