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2011年6月 6日 (月)

今日の音楽 6月6日 スパルタカス 

ショスタコーヴィチプロコフィエフと並ぶ20世紀ソ連の3大巨匠のひとり、アラム・ハチャトゥリャンは1903年6月6日(グレゴリオ暦)に生まれています。
但し、ハチャトゥリャンはソ連といっても中央アジアに近いグルジア生まれのアルメニア人で、カフカス(コーカサス)地方の音楽を多く取り入れた作品を得意としています。どちらかと言えば古典派-ロマン派-国民主義の延長線上を絵に描いたような洗練された音楽を作ったショスタコーヴィチやプロコフィエフとはちょっと異なる作風で、田舎臭さも魅力のひとつでしょう。

激しいリズムの音楽や大胆な作風が特徴で、剣の舞を含むバレエ「ガイーヌ」は彼の代表作です。勿論交響曲や協奏曲などの純音楽作品も数多く作曲していますが、やはりフランスと並ぶバレエの盛んなお国柄、バレエ作品が演奏機会が多いようです。特に、「仮面舞踏会」のワルツは2008年のシーズンに浅田真央がフリー演技の音楽として使用してちょっとしたブームになりました。
バレエ「スパルタカス」は古代ローマ時代の奴隷スパルタカスの反乱を描いた作品で、後に4つの組曲に編まれています。CDや演奏会ではこの3つの組曲から抜粋して演奏される機会が多いようです。

その中で最もドラマチックで美しいのが第2組曲の「フリーギアとスパルタクスのアダージョ」です。ボリショイバレエです。

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