今日の音楽 6月10日 愛と海の詩
1899年6月10日はフランスの作曲家ショーソンの命日です。
ショーソンが本格的に音楽を勉強しはじめたのは24歳の時です。パリ音楽院に入学しマスネに作曲を学びました。サン=サーンスの組織したフランス国民音楽協会に所属しましたが、わずか44歳で自転車事故で死去。わずか20年の音楽活動でした。
41歳の時に作曲したヴァイオリンとオーケストラのための「詩曲」だけが有名ですが、交響曲やオペラ、室内楽曲も残しています。
ショーソンの作風は、ラヴェルやドビュッシーが色彩感豊かな油絵だとすると、淡い水彩画のような色彩感を持っています。大きなコントラストではないものの色の変化を楽しめることができるという音楽です。独唱と管弦楽のための「愛と海の詩」は友人のブーショールの詩に曲をつけた3部からなる失恋の歌です。
第1部 水の花、第2部は短い間奏曲で、第3部は 愛の死です。
ロス=アンヘレスのソプラノです。
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