ホームページ

ウェブページ

紹介した音楽

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 今日の音楽 5月3日 ジゼル | トップページ | 今日の音楽 5月5日 二人の擲弾兵 »

2011年5月 4日 (水)

今日の音楽 5月4日 交響曲第104番「ロンドン」

ハイドンの最後の交響曲第104番「ロンドン」は1795年5月4日の慈善コンサートで初演されたと言われています。(4月13日という説もあり)

さすがに最後の交響曲、非常に壮大な曲で104番以前の100番「軍隊」、101番「時計」のようなハイドンぽさよりは、ベートーヴェンの世界に続く作品と言って過言では無いと思います。「ロンドン」という標題は、特別な意味は無く、ロンドンで作曲された曲という事から19世紀につけられました。形式も壮大な序奏を持つソナタ形式の第1楽章、三部形式の第2楽章、メヌエットの第3楽章、快活なソナタ形式の第4楽章というオーソドックスな形式を持っていて、重厚さなどを考えても、モーツァルトとは違うベートーヴェンに繋がるシンフォニーという事が言えると思われます。

ハイドンの曲は、結構音の跳躍が激しくて、モーツァルトとは違った意味で演奏が難しいです。アマチュアがあまりハイドンを取り上げないのは、そういう難しさがある事も一因ではないでしょうか。

ヤンソンス指揮ベルリン放送交響楽団で、第1楽章です。

« 今日の音楽 5月3日 ジゼル | トップページ | 今日の音楽 5月5日 二人の擲弾兵 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日の音楽 5月4日 交響曲第104番「ロンドン」:

» ケルテス&ウィーン・フィルのモーツァルト:交響曲集 [クラシック音楽ぶった斬り]
ケルテスのモーツァルトは、いくら聴いてもすばらしく、飽きることがない。注文をつける余地を残さない。 [続きを読む]

« 今日の音楽 5月3日 ジゼル | トップページ | 今日の音楽 5月5日 二人の擲弾兵 »