今日の音楽 3月28日 前奏曲嬰ハ短調(ラフマニノフ)
1943年3月28日はラフマニノフの命日です。
ラフマニノフは、ピアノの達人にもかかわらずショパン、リストなどに比べるとピアノ独奏曲は多くはありません。ソナタは2曲作曲していますが、そのほかでは「音の絵」というタイトルがついた練習曲集を2つ書いたぐらいでまとまったピアノ曲は少ないです。そんな中で「前奏曲」はop.23とop.32の前奏曲集を書いていますが、彼の「前奏曲」の中で最も知られているのが、嬰ハ短調という「幻想小曲集op3」という1892年に初演された曲です。
全部で62小節しかない曲ですが、当時は熱狂的に支持された曲であり今でもラフマニノフの代表作のひとつです。冒頭に3つの和音が強打され、その余韻の中から静かに荘重なメロディがはじまります。中間部はスピード感が高まりますが、急にブレーキがかかり冒頭の部分に戻り静かに終わります。
という、薀蓄を語りましたが、この曲、アメリカで出版された時に「モスクワの鐘」という題名がつけられました。で、昨日世界選手権で優勝した浅田真央ちゃんの今年のフリー演技の曲です。実はラフマニノフには合唱交響曲「鐘」という曲があるのですが、これはあまり評価の高い曲では無いので、ラフマニノフの鐘といえば、この前奏曲をさすようです。
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