今日の音楽 3月23日 交響曲第35番(モーツァルト)
モーツァルトの後期6大交響曲の最初の作品、第35番「ハフナー」は1783年3月23日に初演されています。
最初はセレナーデとして作曲されましたが、急遽交響曲が必要になったために書き直されて35番目の交響曲になったそうです。これとは別に、ハフナー・セレナーデという曲がありますが、曲自体は無関係ですが、ハフナーはザルツブルグの大富豪の名前で、その人物に献呈されたと言われています。後期交響曲の中で唯一、またモーツァルトの交響曲の中でも「パリ」と「ハフナー」だけが完全な2管編成の曲となっています。
セレナーデとして書かれた為か、非常に明るく躍動感にあふれるスケールの大きな曲でありながら、まとまりのよい曲になっています。モーツァルトの後期交響曲は全体的にコントラバスにとっては地獄のような難しさがありますが、昨年の39番を最後に全6曲を弾き終えた感想としては、この35番と39番は、左指にとってはかなり難しい曲でした。。。但し、曲づくりの点では遥かに39番が難しかったですけど・・・・
カール・ベーム指揮のウィーンフィルで
第4楽章です。
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