今日の音楽 3月19日 チェロ協奏曲(ドヴォルザーク)
好きな作曲家は? と聞かれると、最近はドヴォルザークと答えるようにしています。昔は、簡単には答えられませんでしたし、今でも本当にそうなのか?と考えると、本当は違うような気もしますが、最も好きなシンフォニーが「新世界より」だし、最も好きなコンチェルトがドヴォコンなので、そう答えるようにしています。
ドヴォルザークも「メンコン」の作曲者メンデルスゾーン同様にいくつもコンチェルトを書いていますが、ドヴォコンといえばこのチェロ協奏曲ですね。1896年3月19日にロンドンで初演されています。まあ、チェロ協奏曲といえばシューマンとかハイドン、エルガーなどいくつもの作品がありますが、この曲は群を抜いて人気が高い曲ですね。アメリカの黒人霊歌やインディオの音楽とスラヴの音楽が融合した数々の郷愁をさそうメロディと、チェロのみでなく木管にも美味しいメロディがたくさん出てきたり、ヴァイオリン独奏まで出てきたり・・・コンチェルトに限らず、クラシック音楽の中で最も好きな曲のひとつです。ちょっと第1楽章のチェロが出てくるまでが長すぎるのが玉に瑕ですけど・・・
ロストロポーヴィチの独奏で第3楽章の後半です。指揮は多分ジュリーニですが、オケは不明です。
« 今日の音楽 3月18日 ピアノ協奏曲第4番(ラフマニノフ) | トップページ | 今日の音楽 3月20日 フランスの山人の歌による交響曲 »
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 今日の音楽 3月19日 チェロ協奏曲(ドヴォルザーク):
» スーク・トリオのドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲全集 [クラシック音楽ぶった斬り]
どの曲も、きわめて緊張度の高く、実に躍動感あふれた演奏である。 [続きを読む]
» ショルティ&ウィーン・フィルのエルガー:エニグマ変奏曲/コダーイ:ハンガリー民謡《孔雀》による変奏曲/ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲 [クラシック音楽ぶった斬り]
ここでのショルティは、小気味のよい快活なリズムも披露、演奏に花を添えている。 [続きを読む]
« 今日の音楽 3月18日 ピアノ協奏曲第4番(ラフマニノフ) | トップページ | 今日の音楽 3月20日 フランスの山人の歌による交響曲 »
コメント