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2011年2月14日 (月)

今日の音楽 2月14日 交響曲第2番(ボロディン)

歴代ナンバーワンのアマチュア作曲家はボロディンかムソルグスキーでしょう。とりわけ、ボロディンは本職の化学者としては「ボロディン反応」という名称を残すほどの人であり、また医者としても活躍していました。その上、音楽の世界でも「イゴーリ公」「中央アジアの草原にて」「弦楽四重奏曲第2番」など後世に残る作品を作り上げました。なにしろ本業が忙しすぎて、なかなか作曲に費やす時間がとれず作品の数は少ない遅筆の作曲家として有名ですが、それでも大したものですねぇ。

1877年2月14日にサンクトペテルブルクで初演されたのが、ボロディンの交響曲第2番です。この曲はボロディン自身が「勇士」と名づけたほど勇壮な曲です。で、遅筆のボロディンのことですから完成までには8年かかっています。
1871年にこの曲の第1楽章のスコアを見て感激したチャイコフスキーが、「いい曲ですね。早く完成するように急いでください」と言ったところ「実はまだ第1楽章しかできていないのです。手紙を書きながら顔が赤くなってしまいます」という返事を送ったとか・・・。夜、ピアノを弾くと家族の安眠の妨げになるという気遣いから、なかなか作曲が進まなかったようです。

この曲本当に第1楽章、第2楽章は勇壮な曲です。緩徐楽章である第3楽章はいかにもロシアという曲です。あまり聴く機会が無いとは思いますが、もう少し人気が出ても良いような気がしますけど・・・
第4楽章です。

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