今日の音楽 2月1日 私が町を歩けば
2月1日は、プッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」(1896年)、歌劇「マノン・レスコー」(1893年)の2つのオペラが初演された日です。
私が始めた買ったオペラの全曲盤のレコードが「ラ・ボエーム」だったので、そちらの方を聴く事にします。
「ラ・ボエーム」はミュルジェールの小説「ボヘミアン生活の情景」を元にしたオペラですが、同じ素材からレオン=カヴァルロも同時期に作曲しており「マノン・レスコー」では台本作りに協力してくれたレオン=カヴァルロとの関係が険悪になったと伝えられています。
ストーリーは、パリのカルチェラタンに住むボヘミアンの貧乏芸術家たちと貧しい針子のミミ、奔放なムゼッタとの恋と悲劇を描いた作品。「私の名はミミ」「冷たい手を」「古い外套よ」など単独でも歌われるアリアがたくさんあって美しいメロディの宝庫ともいえる作品です。「私の名はミミ」は最も好きなアリアのひとつですが、今日は第2幕でマルチェルロの元恋人ムゼッタが金持ちのパトロンを連れてカフェに登場する時の曲、ムゼッタのワルツ「私が町をあるけば」にします。
この曲は、ムゼッタが元恋人のマルチェルロの気を引くために歌う曲で、カルメンの「ハバネラ」のような意味合いを持つ明るくちょっとコケットな曲です。
アンナ・ネトレプコのソプラノです。
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