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2011年1月21日 (金)

今日の音楽 1月21日 レクイエム(ケルビーニ)

レクイエムは、本来の意味では「安息を」という意味だそうです。歌詞は聖書の典礼文で、入祭唱、キリエ・・(略)・・続唱(怒りの日、レコルダーレ、ラクリモーサを含む)、奉献唱、サンクトゥス、神羊誦(アニュス・デイ)・・・以下略・・・ですが、それぞれの作曲家がこの全ての典礼文に曲をつけたわけではありません。だいたい、前文で略していない典礼文はほぼ使われていますけど・・・

モーツァルト、フォーレ、ヴェルディのものが三大レクイエムと呼ばれています。それぞれが素晴らしい曲ですね。モーツァルトは、やはり絶筆となった以降の後半部分がイマイチですが、唯一モーツァルト自身がオーケストレーションまで完成させた入祭唱や、壮大なフーガによる2曲目のキリエは素晴らしいと思いますし、フォーレの「アニュス・デイ」は至上の美しさ、ヴェルディの「怒りの日」の力強さ、どれをとってもレクイエムという曲は作曲家が自分の力を全て使って作曲した傑作が多いと思います。他にもドイツ語によるブラームスのドイツレクイエム、大編成のベルリオーズのレクイエムなどどれも良い曲です。

ケルビーニという作曲家はイタリア人ながら、フランスの宮廷作曲家として活躍し、フランス革命に翻弄された作曲家でした。数々のオペラを作曲し、古典からロマン派への変革の時代ではトップスターだったようです。ナポレオンの作曲依頼を断ったために疎まれていた時代もありましたが、ナポレオン失脚後再度宮廷音楽監督に任命されルイ18世の依頼で、断頭台に消えたルイ16世の追悼のために書かれたのが、このハ短調のミサです。この曲は7つの典礼文を使用しており、ソロが無い合唱とオーケストラだけの曲です。地味な存在ですが、入祭唱の美しさは他のレクイエムに優るとも劣らない曲だと思います。また、怒りの日の冒頭トランペットのファンファーレの後のドラは・・・ちょっとご愛嬌っぽいですけど。

入祭唱です。ムーティ指揮のフィルハーモニア管、アンブロジアン合唱団です。

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» フォーレ [クラシック音楽ぶった斬り]
何よりも各曲のテンポ感がほぼ理想的で、音楽のあるべき姿を自然に浮き出させている。 [続きを読む]

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