今日の音楽 1月14日 交響的狂詩曲
近代スペインの作曲家というのは独特の色彩感がありますね。代表格のファリャもそうですが、ロドリーゴ、アルベニス、グラナドス、タレガ、誰の曲を聴いても原色を基調とした鮮やかな色を感じさせます。特に、ラヴェルのような大編成ではない、時にはギター1本でこの色彩感を味わえるのがスペインの曲の特徴なんでしょうかね。
1949年1月14日に亡くなったホアキン・トゥリーナも、日本ではギター曲の作曲家として知られています。「タレガ礼賛」とか「ファンダンギーリョ」などはギターのリサイタルの主要演目として取り上げられる事が多いのですが、トゥリーナは実はギター独奏曲はあまり多く作曲していません。オペラからオーケストラ曲まで幅広いジャンルの作曲家ですが、日本ではあまり取り上げられる機会はありません。そんな彼の作品の中で、交響的狂詩曲という曲があります。これは、ピアノと弦楽合奏のための曲なのですが、初めて聴いたときの印象としては、本当に管楽器が入っていなかったのか?と感じさせる色彩感があります。8分程度の短い曲なので是非聴いてもらいたい曲です。
ランランのピアノ、指揮はエッシェンバッハ、演奏は・・不明
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