今日の音楽 12月30日 道化師(カバレフスキー)
1904年12月30日は、カバレフスキーの誕生日です。
カバレフスキーといえば、運動会のかけっこのBGMとしてかけられる「道化師のギャロップ」が有名ですが、カバレフスキー自体の評価はイマイチですね。交響曲、オペラなどあらゆるジャンルの音楽を作曲しているのですが、残念ながら20世紀の作曲家として名前があげられるショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、バーンスタインなどに比べると殆ど知られていない作曲家です。原因はソヴェト共産党べったりだったことや、作る音楽が保守的で原題音楽的な冒険を全くしていなかったこと・・・などがあげられます。
そうは言っても、道化師のギャロップを含む、組曲「道化師」はなかなか楽しい曲です。プロローグ、ギャロップ、行進曲、ワルツ、パントマイム、間奏曲、短い叙情的な場面、ガヴォット、スケルツォ、エピローグ という10曲からなる組曲で、元は「発明家と道化役者」という児童劇の付随音楽から組曲化したものです。それぞれの曲が1分~2分程度の曲なので全曲演奏しても20分程度です
最後の曲epilogueです。
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