今日の音楽 11月8日 呪われた狩人
1890年11月8日はベルギー生まれの作曲家セザール・フランクの命日。フランクといえば、ただ1曲の交響曲とヴァイオリンソナタが有名ですが、今日は管弦楽曲を取り上げましょう。交響詩「呪われた狩人」。フランクはベルギー生まれでフランスで活躍した作曲家で、オルガン奏者としても名を馳せました。ニ短調の交響曲の低音部など、明らかにオルガンのペダルの響きを感じさせます。
フランクの曲は、ワーグナーの影響を大きく受けています。特に、この呪われた狩人はワーグナーっぽさではピカ1。途中映画のスーパーマンのテーマを髣髴とさせるような部分もあって、高潔なフランクのイメージとはちょっと異なる音楽を聞かせてくれます。
「呪われた狩人」はドイツの詩人ビュルガーのバラードに基づくもので、教会のミサに出かけず、狩に出かけた伯爵は、その冒涜によって永劫の罪を受けてしまうといった内容です。
ホルンが大活躍する華々しい曲なのですが、何故かあまり演奏されませんねぇ
ちょっと面白い画像をYou Tubeで見つけました。冒頭部分です。
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