今日の音楽 11月24日 ボヘミアン・ラプソディ
1991年11月24日は、イギリスのロックグループ クイーンのフレディ・マーキュリーの命日です。HIV感染の合併症によるニューモシスチス肺炎で享年45歳でした。
クイーンといえば、エレキギターの多重録音によって生み出すギターオーケストレーションと、フレディ、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーの3人のヴォーカルを重ねたオペラ風の音楽で知られていますが、その代表作がボヘミアン・ラプソディです。
この曲は1975年に発表された「オペラ座の夜」というアルバムの1曲で、本国では9週連続1位になったほか全世界でヒットした曲です。ギネス社の英国史上最高の曲は?というアンケートでは、ジョン・レノンのイマジンやビートルズのヘイ・ジュードをおさえて第1位なったそうです。
オペラ歌手のモンセラット・カヴァリエと深い親交があり、パガニーニ、ラフマニノフ、チャイコフスキーにも影響を与えられたというフレディは、その4オクターヴとも言われる広い音域のヴォーカルで「キラークイーン」「伝説のチャンピオン」など数々の曲を残しました。
ボヘミアン・ラプソディはアカペラ-バラード-オペラ-ハードロック-バラードという構成になっていますが、多重録音をしている性格上ライヴでの完全再現は不可能な曲です。
今では、この曲のプロモーションビデオは、TV出演の予定が合わず出演するかわりに流す目的で2時間程度の撮影で作られたそうですが、このビデオが後のミュージシャンたちに大きな影響を与えたそうです。
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