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2010年11月11日 (木)

今日の音楽 11月11日 交響詩「ドン・ファン」

アマチュアオケの演奏する側と、聴く側(除くオケ関係者、つまり付き合いで聴きに来る人など)の間での評価のギャップが大きい作曲家は、ブラームスとR.シュトラウスではないでしょうか。(マーラーとかブルックナーは演奏する側でも好き嫌いが大きく分かれると思います)

ブラームスは演奏側はホントに好きな人が多いですよね。私は個人的には好きでも嫌いでもないので、少数派。ウチのオケなんか、数少ないブラームスの作品を2回に1曲ぐらい演奏したがるので、個人的には辟易です。全くクラシック音楽と関係ないウチのカミさんなどは、ブラームスは面白くないそうです。多分、ブラームスの中で私の最も好きな4番のシンフォニーなんてNo Thank Youでしょうね。

R.シュトラウスを私が始めて知ったのは、デオダートというジャズ・ミュージシャンが全米で大ヒットさせた「ツァラトゥストラはかく語りき」でした。その後「2001年宇宙の旅」で使われているのを聴いて「カッコいいなぁ」と思ってレコード(カラヤン-ウィーンフィルの廉価盤)を買ったのが最初。これは最初の数分聴いたら飽きましたけど(笑)。その後、フランクのニ短調の交響曲の廉価盤(メンゲルベルク-コンセルトヘボウ)を買ったら、カプリングされていたのが、「ドン・ファン」でした。このドン・ファンが気に入って、その後「家庭交響曲」「アルプス交響曲」「ティル・・・」「ばらの騎士」「英雄の生涯・・・・自分を英雄としているのは気に入りませんけど」などを聴きあさったので、R.シュトラウスは好きな作曲家になりました。
オケの人はR.シュトラウスやりたがりますよね。但し、アマオケで自己満足でやるのは良いのですが、聴いている方はたまったものじゃない、という演奏が多いのも事実。アマオケだから「やりたい曲」をやる事は否定しませんが、半分以上音をはずす金管や、数種類の音程が聞こえてしまうヴァイオリンでは、聴く方にとっては拷問かもしれません。
という事で、ウチのオケはR.シュトラウスは、候補に挙がっては消えの連続です。でも、いつか拷問にならない程度まで練習して、やりたいですね。
まあ、今ではR.シュトラウスもそれ程好きな作曲家では無いですけど・・

あ、で1889年11月11日にワイマールの宮廷オーケストラで初演されたのが「ドン・ファン」です。ドン・ファンはシュトラウスの初期傑作のひとつ。ティルと並んで聴いていてとっても愉しい曲ですよね。アバド指揮ベルリンフィルで前半です。

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