1940年にウォルト・ディズニーがアニメ映画化。原作では「ピノキオ」は悪戯っ子で、小説自体も社会風刺的な色合いがあったのですが、これを夢のあるストーリーに変えて成功。中でも、ネッド・ワシントン作詞、リー・ハーライン作曲の主題歌「星に願いを」(When You Wish Upon A Star)は、アカデミー主題歌賞を獲得、による、アメリカ映画協会による映画史における偉大な歌百選の第7位(ディズニー関連作品では最高位)に入っています。スウェーデンとノルウェーでは歌詞を変えてクリスマス・ソングともなっている、という程世界中で愛される曲となっています。
親子で全米ナンバーワンシングルを記録したソロシンガーはわずか2組。フランク・シナトラとナンシー・シナトラと、パット・ブーン、デビー・ブーンだけ。1977年10月15日から何と10週間もトップに輝いたのがデビー・ブーンのデビュー作「恋するデビー」。邦題は何とも××ですが、原題はYou Light up my life. 同名の映画(邦題 マイ・ライフ)では主人公が口パクで歌っていた曲で、あなたは私の人生を照らしてくれる、という歌詞で、このあなた=youは主イエスの事らしい。
マーラーの交響曲第1番の第3楽章は葬送行進曲です。初稿ではカロ風の葬送行進曲というタイトルがつけられています。カロというのは銅版画家ジャック・カロで、猟師の死体を獣たちが担いで墓地へ向かうという作品が元になっています。 冒頭は、コントラバスのソロでフランスの民謡「フレール・ジャック」(アメリカではAre You Sleeping、日本では「グーチョキパーで何作ろう」として知られている)を短調にした曲です。