今日の音楽 10月31日 スペイン奇想曲
リムスキー=コルサコフのスペイン奇想曲は1887年10月31日に、ペテルブルクで初演されています。
元々は、ヴァイオリンと管弦楽のための曲としてスケッチされていた為にヴァイオリンソロも多い曲ですが、いかにもスペインの音楽という感じの曲です。
それも尤もな話で、この曲はインセンガというスペインの作曲家がスペイン民謡から集めた「スペインからの響き」という民謡集からの借用で、同僚のキュイなどはこの曲を「リムスキー=コルサコフはスペイン奇想曲を作曲はしなかったが、原曲の色彩を保ちながら、十分な和声法や対位法などを施した」と評しています。
曲はアルボラーダ(アストゥリアの舞曲)、変奏曲(アストゥリアの民謡 夕べの踊り)、アルボラーダ、シェーナとジプシーの歌(アンダルシアのジプシーの歌)、アストゥリア地方のファンダンゴから構成されています。
ジンマン指揮ロッテルダムフィルの演奏で前半です。
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