今日の音楽 10月2日 コル・ニドライ
1920年10月2日はマックス・ブルッフの命日です。
ブルッフといえば、3つのヴァイオリン協奏曲やスコットランド幻想曲といった、ヴァイオリンとオーケストラのための曲が有名で、そのロマンチックな味わいで、後期ロマン派を代表するヴァイオリン協奏曲として、今でも盛んに演奏されています。
今日は、ヴァイオリンの曲じゃなくて、チェロとオーケストラのための曲、「コル・ニドライ」です。「コル・ニドライ」は14世紀のイベリア半島において、迫害などによって無理矢理キリスト教に改宗させられたユダヤ人が、改宗したことを悔い、神に許しを請い本来の信仰に帰る事に対する誓いの歌で、これを元に作曲された曲です。
12分程度の淡々とした曲ではありますが、敬虔な祈りにふさわしい厳かで静かな音楽です。
ジュリアン・ロイド・ウェッバーのチェロ、ジャッド指揮ロイヤル・フィルです。ジュリアンは、キャッツやオペラ座の怪人などの作曲で有名なアンドリュー・ロイド・ウェッバーの弟です。
« パイオニア交響楽団第21回定期演奏会のご案内・8 | トップページ | 今日の音楽 10月3日 フェロー諸島への幻視旅行 »
« パイオニア交響楽団第21回定期演奏会のご案内・8 | トップページ | 今日の音楽 10月3日 フェロー諸島への幻視旅行 »
コメント