今日の音楽 9月28日 兵士の物語
1918年9月28日、ストラヴィンスキーの兵士の物語が初演されました。
この曲、ベーシストなら誰もがやってみたい曲なのですが、かなり難しいのでアマチュアベーシストにとっては、ちょっと敷居が高い曲です。
というのも、オーケストラの編成は、弦・木管・金管の各高音・低音を受け持つ楽器と打楽器の7人だけ。要するに、ヴァイオリン、コントラバス、クラリネット、ファゴット、コルネット、トロンボーンと打楽器だけなのです。元々は、悪魔と兵士と語り手と音楽という舞台劇で1時間程の作品でした。悪魔に魅入られた兵士が国王の娘の病気を治して結婚し、悪魔を滅ぼすが、結局悪魔の最期の忠告幸せを二つ手にする事は出来ないという言葉を聞かず、自らも滅んでしまうというお話。
後に音楽だけの組曲版が作られています。
ちょっと変わった編成の変わった曲ですが、民族音楽を根底に、ジャズやタンゴなどのリズムを駆使したストラヴィンスキーの傑作のひとつです。
王女の病気が治り、起き出して踊る3つの舞曲の「タンゴ」です。
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