今日の音楽 9月21日 G線上のアリア
1845年9月21日は、19世紀のヴァイオリニスト アウグスト・ウィルヘルミの誕生日です。ウィルヘルミ・・・へ? という程度のヴァイオリニストなのですが、この人の名前が今も忘れられずに残っているのは、バッハの管弦楽組曲第3番のアリアをピアノ伴奏つきのヴァイオリン独奏曲に書き換えた事。俗に言うG線上のアリアの編曲によって、後世まで名前が残っています。このほかにもドボルザークのユモレスクなんかも編曲しています(よく聴くのは、クライスラーの編曲版)
ピアノ曲や、その他の曲をヴァイオリン独奏用に編曲してレパートリーにするヴァイオリニストは結構いますね。クライスラーが最も代表的な存在ですが、そのほかにハイフェッツも結構多くの曲を編曲しています。
G線上のアリアは原曲はニ長調ですが、独奏部分をG線上で演奏できるようにハ長調に転調させています。原調のまま編曲しただけでは、後世まで残ることは無かったかもしれませんね。
サラ・チャンのヴァイオリンです。
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