今日の音楽 9月19日 交響曲第7番(マーラー)
マーラーの10曲の交響曲の中で最も地味な存在?の第7番「夜の歌」の初演は1908年9月19日、プラハでマーラー指揮チェコフィルで演奏されています。
マーラーの中で演奏回数が少ない理由はいくつかあると思われます。歌なしの中間3部作の中で5番は「ベニスに死す」で超有名になった「アダージェット」を含んでいる。6番は演奏頻度では7番と似たり寄ったりですが、評価的には最も完成度が高いと言われている・・・という事。編成がでかすぎ。(6番の方がもっとでかいけど)マンドリンやギターも登場する。第4楽章までが全体的に暗くて重苦しい。。。
但し、マーラー好きな人の中では9番とか7番とか好きな人が多いですね。
これだけ重い曲なので余計に第5楽章の弾けっぷりが目立ちます。どうしちゃったの?「夜の歌」じゃないの?と思いませんか?実はマーラーが夜の歌と名づけたのは第2楽章と第4楽章で、曲全体の標題としては間違ってるようです。とにかく、ティンパニ協奏曲か?という程ティンパニが暴れます。その上、これだけ重たい曲なのに、こういう終わり方?という程軽い。
そういえば5番も、ヘ?こういう終わり方?という感じですけどね
バーンスタイン指揮ウィーンフィルで第5楽章最後です。
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