今日の音楽 9月16日 パフ
昨年9月16日、1960年代フォークソング全盛期の代表的グループ、ピーター・ポール&マリーの、マリー・トラヴァースが白血病で亡くなりました。
ピーター・ヤーロウ、ノエル・ポール・ストゥーキー、マリー・トラヴァースのヴォーカルトリオPP&Mは1961年に結成され「500まいる」「花はどこへ行った」「天使のハンマー」などフォークソングの名曲をフィーチャーしたアルバムでデビューしました。1963年に発売した「パフ」がヒット、同年に発売したボブ・ディランの「風に吹かれて」が大ヒットし一躍スターダムにのしあがりました。その後1970年に解散するまで無名だったジョン・デンバーの「悲しみのジェットプレイン」など数々の曲をレコーディングし、解散後も1978年に原発反対運動支援コンサートで再結成し、マリーが白血病で倒れるまでコンサート活動を継続しました。
「パフ」は不老の竜「パフ」と少年「ジャッキーペーパー」の交流を歌った歌で、アメリカではドラッグソングと曲解されシンガポールでは放送禁止歌になったそうですが、日本では音楽の授業でも歌われていました。結局、作詞者にはそういう意図は全く無かったそうですけど。
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