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2010年9月15日 (水)

今日の音楽 9月15日 パッサカリア(ウェーベルン)

1945年9月15日は新ウィーン楽派の作曲家ウェーベルンの命日です。
第二次大戦終結後ザルツブルグ近郊の娘の家に住んでいましたが、娘婿が元ナチの親衛隊員で闇取引に関与していた事から、駐留軍に目をつけられており、ウェーベルンがベランダでタバコに火を付けたのを闇取引の合図と勘違いした米兵によって射殺されました。

ウェーベルンは十二音技法を駆使した前衛的な作曲家だったため生前は殆ど評価されませんでしたが、死後は数々の現代の作曲家に大きな影響を与えたひとりです。

数多い作品の中で、作品番号1のパッサカリアが最も演奏される事が多いようです。この作品はシェーンベルクの下で作曲を学んでいたウェーベルンの卒業作品だそうです。通常はパッサカリアは3拍子ですが、この曲は2拍子です。その拍子以外はバロック時代のパッサカリアの様式を引き継いだ曲になっています。

アバド指揮ウィーンフィルです。

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