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2010年9月23日 (木)

パイオニア交響楽団第21回定期演奏会のご案内・5

プラハの第3楽章は、非常に快活な曲です。2拍子ですが指揮者は1つ振り=要するに1小節を1拍で振る=で指揮します。ヴィオラと2ndヴァイオリンがいきなりレの音を弾くと、半拍遅れで1st ヴァイオリンが第1主題をはじめます。普通こういう場合、はじめの小節を不完全小節として1拍目のウラ拍(0.5拍目)の1stヴァイオリンのテーマからはじめるのですが、モーツァルトはそうしなかった。しかも中声部を担当する弦楽器だけでの弱い頭打ち。これでアウフタクトから始まる曖昧さを回避してくっきりとした輪郭を形勢しているのでしょうかね。

こういう速い楽章は、どんどん速くなっていくか遅くなっていくか、速度が変化しがちですが、その上途中でシンコペーションの掛け合いがあったりして、思わず「私は誰?ここは何処?」状態になりがちなので要注意。。。した結果を聞いてください。

私はこの曲の中では特にこの最終楽章が好きです。とにかく屈託無く、最初から最期まで生き生きとした楽しい楽章ですよ。

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