今日の音楽 8月18日 東京オリンピックマーチ
行進曲というのは、クラシック音楽に加えて良いのかどうかわかりませんが、元々軍隊用の音楽がスタートで、モーツァルトのようにそれを器楽演奏用に作った作曲家もいたわけで、まあクラシックと言えない事も無いでしょうか。
アメリカにはマーチ王と言われているスーザがいますが、日本にも和製スーザといわれる作曲家がいました。古関裕而です。1989年8月18日は古関裕而の命日です。軍国時代の日本において行進曲や軍歌を多数作曲していますが、それよりも様々な大学の応援歌も手がけています。早稲田の「紺碧の空」、慶応の「我ら覇者」、東農大の「カレッジソング」、中央の「ああ、中央の若き日に」など・・・。それから読売ジャイアンツの「闘魂こめて」、阪神タイガースの「六甲颪」・・・。そして今の時期では夏の高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」も彼の作曲です。
でも何と言っても我々の世代では、日本の行進曲=東京オリンピックマーチですね。私が小学校低学年の頃開催された東京オリンピックは残念ながらTV観戦(勿論モノクロ)でしたが入場行進で流れた東京オリンピックマーチは、ファンファーレと共に忘れられない曲です。
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