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2010年7月16日 (金)

今日の音楽 7月16日 後宮からの誘拐序曲

オーストリア皇帝からの依頼で作曲された、ドイツ語によるオペラ、後宮からの誘拐は1782年7月16日、ウィーンのブルク劇場で初演されています。
あの、映画「アマデウス」で終演後、皇帝が「・・・・ちょっと音が多すぎる」と感想を述べモーツァルトが「無駄な音は一つも無い」と答えた作品ですね。このエピソードは眉唾ものらしいですが・・・

モーツァルトの序曲の中では超メジャーな「フィガロの結婚」とトロンボーンもある「魔笛」に次いで演奏される機会が多い曲だと思います。
ストーリーは海賊に捕らわれ地中海沿岸の(仮想 トルコ)太守に売られハーレムに入れられた恋人コンスタンツェを主人公ベルモンテが救い出そうとして失敗するが、太守セリムが2人の愛の深さに心を動かされ2人を赦、という話です。曲中にはトルコ風のリズムなどが頻繁に出てきます。
その為に、序曲も大太鼓、シンバル、トライアングルといった鳴り物とピッコロが出てきます。モーツァルトだけの演奏会になると、コンチェルトやシンフォニーは完全2管編成の曲すら少ないので、第1曲目が一番派手という事になりがちですが・・・
後宮からの誘拐の序曲は、オペラ全曲版の場合は実は静かに終ってそのまま第1幕へ入っていきます。演奏会用とか、序曲単独の録音の場合、違うスコア使って派手に終る場合もありますね。
グスタフ・クーン指揮ロンドンフィルです。

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